帽子のせいでハゲることって本当にあるんです( ー`дー´)キリッ

嘘や迷信じゃない!

でも、帽子をかぶったら必ずハゲるわけじゃなく、一定の関係性があるんです。帽子とハゲ・薄毛との関係性を、対策も含めて書いていきます。

帽子とハゲは関係性がある?それとも嘘や迷信?

「帽子をかぶるとハゲるのは嘘」とか、「ただの迷信だ」と思っている人もいるでしょう。でも、帽子をかぶると暑い日は蒸れるし、何となくハゲそうな気も。

実のところ、それは嘘でも迷信でもありません!本当に帽子をかぶったからハゲ・薄毛になることがあるんです。

その一方で、帽子は薄毛・ハゲを防ぐ対策として使えるのも事実(✧◡✧)

今回は、帽子をかぶるとハゲる、ハゲない、どちらも本当で、しかも理由も関係性もあるというお話です。まずは、最初は「帽子をかぶるとハゲになる」というところから始めましょう。

帽子をかぶるとハゲ・薄毛になる理由・関係性

帽子をかぶることで、薄毛・ハゲになることは確かです。もちろん原因・理由もわかっていて、雑菌の繁殖と血行不良の二つが挙げられます。

帽子の中は常在菌にとってパラダイス

メッシュ素材の帽子もありますが、ほとんどは通気性があまりよくないのが普通ですね。その帽子の中は、頭皮から出る水分と体温で高温多湿になります。

すると、汗と皮脂がたくさん出ます。汗はアルカリ性で、頭皮の常在菌(カビ類)が繁殖しやすい環境。そして、皮脂は常在菌の大好物です。

ここに高温多湿という環境も加わって、常在菌が異常繁殖してしまいます( ꒪⌓꒪)

菌は普段は無害です。これが異常繁殖すると、排出物の刺激でかゆみや炎症が起こります。頭皮の環境が悪化して抜け毛が増え、続いて薄毛・ハゲに進行するというワケなんです。

高温多湿な環境が問題!時には帽子をとって換気するという、ひと手間が必要ですね(`・ω・´)シャキーン

帽子のサイズによっては血行不良に

帽子は見た目というか、ファッション性もありますが、普通は頭のサイズによって選びますよね。

ぴっちりサイズにした場合、長時間かぶっていると頭皮が圧迫され、血行が悪くなります。外出のたびにこれが繰り返されるうち、毛根の活性にも影響が出てきます。

すぐにハゲたりはしませんが、髪の成長が抑えられたり抜け毛が増えたりしていると、やがては薄くなってしまうことに。

制帽のある職場で薄毛が多いという話は、こんなところが原因なのかもしれません。でも全員がハゲてはいません。どこで違いが出るかというと、かぶり方かも。

帽子でハゲるのはかぶり方との関係性もある?

帽子は薄毛・ハゲの原因になり得ます。そのこととの関連で、帽子のかぶり方によってはさらに薄毛を促進する可能性もあるんです。

蒸れやすいかぶり方でハゲるかも

帽子の中の蒸れは薄毛・ハゲの一番の大敵。その蒸れやすいかぶり方とは?

通気性を考えないでかぶる

暑い季節に通気性が悪い帽子では、蒸れるのは避けられません。少なくとも夏用と冬用は区別して、できれば夏用は複数を用意すべきでしょう。

夏場に向いた素材を使った帽子もたくさんあります。メッシュタイプや吸湿性のいい木綿製、麻や麦わら素材など、夏には夏の帽子が似合います。

かぶりっぱなし

それから、長時間かぶりっぱなしの人もいますね。習慣になってしまって、帽子がないと落ち着かないとか、ハゲ隠しとか。

そうなると、常に発散される水分で蒸れた状態が続きます。その帽子の中は髪にとっては最悪の環境に。

室内では脱ぐとか(マナーでもありますが)、必要がない時には脱ぐとかして、長時間続けてかぶることは避けてください。ハゲ隠しでも、人目がなければ脱ぐことです。

不潔な帽子をかぶるのはNG

帽子は衣服みたいに頻繁に洗わないことが普通です。洗うと型崩れしてしまうものもありますし。

そうはいっても、皮脂や汗、ホコリなどで衣服以上に汚れやすいものです。そのままだと雑菌(=カビなど)が繁殖、それが頭皮に移って異常繁殖してしまいます。

いくら自分の頭をきれいにしていても、不潔な帽子から雑菌が移って頭皮に炎症を起こすことに。不潔な帽子は薄毛・ハゲを起こすんです。

洗えるなら小まめに洗うとか、汗をかいたらふく、除菌剤をスプレーするなどのケアが必要です( ー`дー´)キリッ

硬い帽子や圧迫感がある帽子は避ける

材質が硬かったり頭皮に圧迫感がある帽子は、かぶっている間つねに頭皮を圧迫し続けます。圧迫が続くと血行が悪くなり、ハゲ、薄毛の原因にも。

帽子は指1本入る程度の余裕をもたせ、ゆったりしたサイズを選ぶことです。材質も、できるだけ当たりが柔らかいものを選ぶようにしましょう。

また、頭皮の圧迫という点でも、長時間かぶりっぱなしはよくないですね。

制帽やヘルメットをかぶる人はハゲる?

仕事で帽子やヘルメットが必要な人にとって、頭皮の蒸れや血行不良は避けられません。何もしないともちろんハゲ・薄毛になるでしょう。

でも、実際は必ずしもそうではありません。帽子でハゲる、ハゲないはかぶり方にも左右されます。

サイズが合った帽子を清潔にしてかぶり、かぶらない時間も作っておけば、ハゲ・薄毛の問題はクリア!

ここまででは、帽子は薄毛・ハゲに気配りしながらかぶるもの、というイメージですね。でも、帽子にはハゲ・薄毛を防ぐ一面も。

逆説!帽子に薄毛・ハゲを防ぐ効果がありました

帽子は頭を覆うもの。外部の刺激と頭皮を隔てる機能を持ちます。このことが結果的に、ハゲ・薄毛を防ぐことにもつながっているんです。

温度変化や乾燥から頭皮を守る

てっぺんが薄い人は、夏には太陽熱を感じることでしょう。誰でも経験があることですが、真夏の直射日光を受けると、皮膚がヤケドにも似た症状になります。

冬になると、今度は厳しい寒さにさらされます。同時に空気が乾燥する時期でもあり、低温と乾燥で、頭皮は血行不良や弾力を失うといったダメージを受けることに。

髪が生える頭皮へのダメージでは、炎症を起こすとすぐに抜け毛・薄毛に直結。それに、血行不良では髪の成長も望めません。

無防備の頭皮ならこのような悲惨な状態にもなりますが、帽子をかぶっていれば外的要因から守られます。素材さえ選べば、いつの季節でも頭皮は安全というわけです。

紫外線から頭皮を守る

太陽光には紫外線が含まれます。しかも、太陽熱と違って、これは年中休みなく頭皮を攻撃します。

紫外線が頭皮に与える影響としては、細胞レベルで頭皮が破壊されること。表皮を構成するコラーゲンが壊され、頭皮の老化を進めます

頭皮が老化すると髪の成長力が弱くなるし、抜けやすくもなります。頭皮の炎症、乾燥などのトラブルとともに、抜け毛、薄毛、ハゲが起こってきます。

日焼け止めは頭には使えず、紫外線を防ぐには帽子しかありません。薄毛が気になる人は、外出には帽子でガードする必要がありますね。

薄毛が心配なら帽子が必要と、風向きが逆になってきましたね。続いてその帽子をうまく使った薄毛対策です。

帽子をうまく使ったハゲ・薄毛対策を教えます!

帽子は使い方次第でハゲる、ハゲないに別れます。賢く使えば立派な薄毛対策になるんです。

帽子の賢い使い方・夏編

帽子が薄毛対策に一番力を発揮するのは、太陽光が強烈な夏場です。熱と紫外線を防ぎ、雑菌を繁殖させない。夏の帽子の使い方はこれに尽きます。

夏に帽子をうまく使うポイントには、次のようなことがあります。

  1. 外出時には帽子をかぶる
  2. ヘルメットにはインナーを併用
  3. 洗える帽子を撰び極力洗う
  4. 使った後はこまめに乾燥
  5. 除菌スプレーで雑菌を抑える
  6. 替えの帽子を用意する
  7. 小まめに脱いで風通し

外出する時には1番目のポイント、帽子をかぶるのが基本です。そして、2番目以降のポイントで清潔さを保てば、夏の薄毛、ハゲ対策は完璧(ง`0´)ง シャッ

帽子の賢い使い方・冬編

冬場は寒さと乾燥対策です。寒さで頭皮の血管が縮小して血流が悪くなるし、毛根の活性も低下。空気が乾燥しているので、頭皮の荒れを防ぐため保湿が必要です。

頭皮の保温と保湿、それに清潔さ。この3つが冬に帽子で行う薄毛対策です。

外出時に帽子をかぶることは夏場と同じ。冷気と乾燥から頭皮を守れます。そして、冬でも汗は出るので、帽子も頭皮も清潔さを心がけます。

あとは、室内で帽子はかぶらないなど、かぶりっぱなしに注意してください。これを守れば、冬場も帽子をかぶって薄毛・ハゲ対策OKです。

まとめ・帽子は薄毛・ハゲにとっては大切なもの

帽子をかぶるとハゲるって、嘘・迷信でもあるし、本当でもありました。

帽子でハゲることは確かにありますが、それは帽子が不潔とか、サイズ違い、あるいは不適切な使い方という理由があってのこと。

基本的に帽子はハゲ・薄毛のためには活用すべきものでしたね。暑さ寒さ、乾燥や紫外線といった障害から守ってくれます。

帽子でハゲる・ハゲないはかぶり方で左右されます。ハゲるからって帽子を敬遠してきた人、帽子を見直してくださいね。