2016年9月にリニューアルしたイクオスは、新たな育毛成分「Algas-2」が配合されるなど、リニューアル前よりも育毛効果がパワーアップしています。
その効果のほどはどの程度のものなのか、ネットで人気の育毛剤「ブブカ」と比較してみましょう!
この記事の目次
成分や効果を比較してみよう
育毛剤で最も重要なのは、1にも2にも育毛成分の効果。イクオスとブブカの代表的な育毛成分と、AGA(男性型脱毛症)対策では最も重要である抜け毛抑制成分について、比較します。
代表的な成分を比較してみた
イクオスの代表的な成分は、今回のリニューアルで新たに配合された「Algas-2」ブブカは海藻由来の育毛成分である「M-034」が挙げられます。
まずイクオスに配合されている「Algas-2」。これはフランスのブルターニュ地方原産の海藻、ペルベチアカナリクラタから採取したものです。
ペルベチアカナリクラタは2週間、水が得られない状態でも生きていられるという、生命力の高さが特徴。この生命力ゆえに高い細胞の再生能力を持っており、AGAによって衰えてしまった毛根を活性化するのです。
「Algas-2」はその効果の高さがセールスポイント。実験では、ミノキシジルの3倍の実感を誇り、キャピキシルを上回る結果になりました。
キャピキシルよりすごい!
これならば、AGAがかなり進行している状態でも、一定の効果は期待できるのではないでしょうか。
一方、ブブカに含まれている成分の代表的なものは「M-034」、これはミツイシコンブのヌルヌル成分から採取されたものです。
頭髪の伸びを促す成長因子を増やしてくれるなどの働きがありますが、育毛パワーはミノキシジルとほぼ同レベルとされており、「Algas-2」ほどではありません…
しかも「M-034」は、イクオスにも配合されている成分!ブブカのM-034配合量は業界トップクラスですが、改良をくわえたAlgas-2が配合されているイクオスの勝ちですね。
よって代表成分は、イクオスが一歩リード!
抜け毛抑制成分を比較してみた
AGAにおける抜け毛抑制とは、原因となる男性ホルモン由来物質・DHT(ジヒドロテストステロン)の働きを抑えること。実は、AGAの治療においては、これが一番重要なのです。
なぜなら、脱毛が抑えられていなければ「育毛した髪がすぐに抜けてしまう」という無意味な結果になってしまいかねないからです。
実際、医療現場では、DHTの生成を抑制するフィナステリドの処方が最優先。つまり、それだけ重要な成分だというわけです。イクオスとブブカに配合されている「DHTの働きを抑える成分」には、どのようなものがあるのでしょうか。
まずはイクオスから見ていきましょう。DHTの働きを抑える成分としてはオウゴンエキス、ヒオウギ抽出液、ビワ葉エキス、大豆エキス、クララエキスが含まれています。
このうちオウゴンエキス、ビワ葉エキス、クララエキスは「DHTの生成そのものを抑える効果」、ヒオウギ抽出液と大豆エキスには「体内の女性ホルモンを助けて男性ホルモンの働きを抑える効果」があります。
さらに、作られてしまった抜け毛ホルモン(DHT)を抑制する成分も含まれています。
これだけ脱毛抑制成分が配合されていれば、十分な効果が期待できそう(^^)
一方、ブブカも負けてはいません。DHT抑制成分としてはオウゴンエキス、ヒオウギ抽出液、ビワ葉エキス、大豆エキスの4種類が配合。
イクオスにあってブブカにない成分は、クララエキスくらいです。4種類の脱毛抑制成分が配合されていれば、効果としては十分ではないでしょうか。
ただし、「作られたDHTの抑制」という観点を加えると、イクオスの方が上になります。
イクオスが一歩リード!
育毛成分の浸透力を比較!
いくら優れた育毛成分が配合されていても、頭皮に浸透してくれなければ効果が十分に発揮されません。育毛剤の効果をアップさせるためには、頭皮への浸透力を高める必要がありますが、イクオスとブブカはどのような対策をしているのでしょうか。
まずイクオスですが「低分子ナノ水」というものを使用しています。
これは水の分子を小型化することにより、これまでは浸透できなかった小さい穴にも浸透していけるようになったのです。
これなら、リニューアルで31種類から61種類に倍増した育毛成分を頭皮に吸収させることができそう!
また、頭皮のタンパク質に糖分が結びついて硬化させる「糖化」は、育毛剤の浸透力を下げてしまうという問題があります。イクオスは糖化対策としてアシタバエキスやシャクヤクエキスなどを配合し、頭皮への浸透力が落ちないようにしています。
これに対して、ブブカは育毛成分の粒子を極小化させる方法で浸透力を高めています。
大きな粒ならば浸透できなくても小さな粒なら問題がないというわけで、イクオスの低分子ナノ水と似たアプローチですね。
また、アシタバエキスやシャクヤクエキスといった糖化対策成分も含んでいるため、頭皮の浸透力をキープできるのもイクオスと同じ。
水分子を小型化させるか、育毛成分を小型化させるかというアプローチの違いはありますが、糖化を含めた頭皮への対策についてはどちらも大きな差はありません。
甲乙つけがたい!
とはいえ、浸透力に優れた育毛剤でも、ユーザーが努力をしていなければ効果は十分に発揮できません。浸透率をアップさせるためには、適度な洗髪で過剰な皮脂を除いたり、頭皮マッサージで育毛成分が浸透する毛穴を広げましょう。
【参考元:http://news.livedoor.com/article/detail/11729674/】
副作用の有無を比較!
育毛剤を使用する際に心配となるのは、副作用……これは、医療機関で使用されているフィナステリドとミノキシジルに副作用が確認されていることが背景にあります。
フィナステリドは抑鬱症状やED(勃起障害)、ミノキシジルは頭皮のかぶれや湿疹で、特にEDは若い男性にとって薄毛よりも深刻な悩みとなりかねません。このため、育毛剤を販売している各社は、副作用対策には細心の注意を払っています。
まずイクオスですが「ミノキシジルはリスクの高い成分となっており、ミノキシジルを含まない商品開発をめざしてきました」とQ&Aコーナーに記載されています。
育毛成分による副作用が起きないよう対策。また、添加物についても「安心してご利用していただけるよう保存料が配合されておりません」とQ&Aコーナーに記載されており、こちらも安心(^^)
一方、ブブカも、安全性に配慮しています。
「アルコールが育毛環境に及ぼす影響を懸念し、試作を繰り返しながらアルコールを限りなくゼロにした育毛剤を実現」したと書かれており、アルコールによる頭皮のかぶれを心配しなくてもよさそうです。
どのような育毛剤でも、頭皮に悪影響を及ぼす副作用があると育毛どころではありません。イクオスとブブカはそのあたりを理解しているようで、副作用対策をしっかりと行っています。
この点については、引き分けですね(^^)
どっちが安く入手できるかを比較!
育毛剤を使う際の心配は、「どのぐらいのお金がかかってしまうか?」ということ。
育毛剤は半年以上の使用するものですから、少しでも安い方が家計の負担にならず助かります。イクオスとブブカの価格を比べてみます。
まずはイクオス。定価は1本10,378円(税込・送料込)ですが、公式サイトの定期コースで購入すると6,458円です。
また、イクオスブランドの育毛サプリメント(8,218円)がセットになった定額コースは7,538円になります。
いずれも半額近く安くなる上、イクオスのサプリは46種類もの育毛成分が配合されて優れもの!
定額コースのサプリセットでの購入するメリットはかなりあります。
一方、ブブカの方は定価1本16,200円、育毛剤だけの定期コースはないので育毛剤だけ買いたい人にはかなり高価…
サプリ(6,480円)がセットになった定期コースはありますが、価格は初回5,980円、2回目以降11,664円でイクオスよりも高価。
しかもブブカのサプリは成分の35種類がと、イクオス46種類より少なくてお得とは言えない内容です…
イクオス | ブブカ | |
---|---|---|
単品定価 | 10,378円 | 16,200円 |
定期コース | 6,458円 | なし |
育毛剤+サプリ 定期コース初回 | 7,538円 | 5,980円 |
育毛剤+サプリ 定期コース2回目以降 | 7,538円 | 11,664円 |
※すべて送料・税込み、1本あたり
コスパはイクオスがリード!
※ちなみにサプリの成分的にも圧勝です。
返金保証制度を比較!
育毛剤の効果には個人差がありますし、体質によっては合わないということもあります。このため、通販限定製品を中心に、返金保証制度が儲けられているものが多くなっています。
イクオスもブブカも返金保証制度が設けられていますが、細かい点が違います。
▼まずイクオスから…
- 商品購入日から45日以内。
- 返金対象となるのは1本目のみ。
- 定期コースで2本目を開封しても、1本目は返金の対象。
- 公式サイト以外から購入した場合には制度の対象外。
▼これに対して、ブブカの場合…
- 商品到着から30日以内。
- 定期コース以外は対象外。
- 返金対象となるのは1本目のみ。
ブブカはイクオスよりも返金可能期間が短く、公式サイト以外からの購入については記述がありません。ただ、定期コースは公式サイトのみの扱いなので、この点は実質的にイクオスと同じ。
返金保証制度の対象期間が長いこと、定期コース以外も対象となっていることなど、制度としてはイクオスの方が丁寧です。
返金保証はイクオスに軍配が上がります。
容器や容量、使用感を比較!
実際に使ってみると気になるのは、匂いやベタつきといった使用感や、容器の使い勝手。イクオスとブブカの使用感はどのようなものでしょうか。
まず、容量の120ミリリットルは両者互角です。色や匂いについてはどちらもありませんので、ここまではイーブンといっていいでしょう。問題は容器がスプレータイプか、ノズルタイプかということです。
イクオスはスプレータイプ。これは1回の噴射で噴出する量が決まっているため、どのぐらいの量を使ったのか分かりやすいというメリットがあるためです。
▼イクオス(2016年9月のリニューアルでノズルから変更)
これに対して、ブブカはノズルタイプで、1回の使用量が把握できません。これは不親切な設計。
▼ブブカ
実際、かつてノズルタイプを採用していたチャップアップは、使用量が把握しやすいようにスプレータイプに変更しています。ぶっちゃけ、ブブカの対応は遅れているといえます…
容量や使用感で互角でありながら、容器がスプレータイプかノズルタイプかで差がついてしまったようです。
使用感はイクオスの勝ち!
イクオスをおすすめする理由とは?
ここまで読んできたあなたなら、お分かりかもしれませんね。オススメできるのはイクオスです。
理由は、育毛成分が多く、様々な原因に対処できるため。
薄毛といっても、原因はAGAだけではありません。頭皮の状態悪化に伴う脂漏性脱毛症や粃糠性脱毛症、ストレスなどが引き金で起きる自己免疫疾患である円形脱毛症、老化に伴う老人性脱毛症もあります。
また、薄毛の原因を見てもDHTだけではなく血行の悪化、栄養不足などの原因も考えられます。こうした多様な原因に対応できるかどうかは、成分の種類の多さが決め手。
イクオスの育毛剤の成分は61種類、サプリの成分は46種類!
これに対してブブカの育毛剤の成分は32種類、サプリは35種類…かつてはこれでも多い方でしたが、リニューアルされたイクオスの前では少なくみえてしまいます。
この豊富な育毛成分の種類こそが、イクオスをオススメする理由です。
まとめ(現時点ではイクオスの勝利!)
ブブカは今も人気のある育毛剤ですが、リニューアルされたのは昨年です。新型イクオスと比較すると、育毛成分の数など、どうしても古くなっている面があります。
「Algas-2」のような新成分も含まれていいませんので、この点でも見劣りしてしまいますね…
また、円高の影響で原材料の価格が下がっており、だからこそイクオスの価格は低く設定できています。ブブカは原材料が安くなる前に付けられた価格のため、円高の影響が反映されておらず高価のままというわけ。
育毛成分や浸透力、価格などの点でリードしているイクオスのほうが、現時点ではオススメです。
ブブカは、今後思い切ったリニューアルを行ってこない限りイクオスの上を行くのは厳しいのではないでしょうか。