2016年9月にリニューアルされたイクオスは、海藻由来の新成分「Algas-2」の配合など数々の改良が行われ、話題になっています。果たして、その実力はどれほどのものなのでしょうか。
人気育毛剤「プランテル」と6つの視点から比較していきましょう!
この記事の目次
イクオスとプランテルの成分・効果を徹底比較!
育毛剤で最も重要なのは、どのような成分が含まれていて、どれだけの効果があるか。リニューアルされたイクオスと、プランテルの成分や効果を徹底比較していきます。
独自成分の効果を比較
新型イクオスの独自成分のうち、今回のリニューアルの目玉は上記のAlgas-2。フランスのブルターニュ地方で取れる「ペルベチアカナリクラタ」という海藻に含まれている成分です。
過酷な環境でも生きられる生命力の強い海藻で、細胞分裂を促進させるための成長因子を含んでいます。
この成長因子を頭皮に塗布することで毛母細胞の分裂を促し、頭髪の成長を促進させるのです。また、保湿効果にも優れており、頭皮の乾燥が原因で起きる粃糠性脱毛症を防ぐこともできます。
対し、プランテルの独自成分のうち、代表的なものは「セファランチン」でツヅラフジ科植物タマサキツヅラフジから抽出した成分です。
【出典元:http://www.aderans.co.jp/corporate/rd/case/hair_restoration16.html】
円形脱毛症の治療に使用されることで知られていますが、末梢血管を拡張して血流を良化させます。
また、造血幹細胞の分裂を促進させ、赤血球そのものを増やす働きもあります。これによって毛根に十分な血液が送られ、栄養分や酸素によって頭髪の成長が促進されるのです。
医療機関で処方されているミノキシジルと似た働きを持っているといっていいでしょう。
イクオスとプランテルの独自成分はアプローチこそ違いますが、頭髪の成長を促すものでした。しかし頭皮の保湿効果を持っている分「Algas-2」が一歩リードといったところでしょうか。
とゆうことでイクオス優勢!
ミノキシジルの3倍の効果があるとされているキャピキシルより効果が上というセールスポイントも、気になるところ。
脱毛抑制成分を比較
では、他の成分はどうでしょうか。AGA(男性型脱毛症)の治療においては最も重要だとされている、脱毛抑制成分について比較していきましょう。
AGAの脱毛は男性ホルモン由来物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)によって引き起こされるものですが、治療においてはこのDHTの働きを抑えることが最優先となります。
脱毛が抑えられていなければ、どのような育毛剤を使用しても、頭髪が生える端から抜けていくという無意味なことになってしまうかねないからです。
実際、医療機関においてもDHT生成抑制剤であるフィナステリドの投与が、最優先になっているほど。
イクオスに含まれている「DHTの働きを抑制する成分」はつぎの5種類。
- オウゴンエキス
- ビワ葉エキス
- クララエキス
- ヒオウギ抽出液
- 大豆エキス
オウゴンエキスとビワ葉エキス、クララエキスが「DHTの生成そのものを抑える」のに対し、ヒオウギ抽出液と大豆エキスは「体内の女性ホルモンの働きを助けて脱毛を防ぐ」というもの。
アプローチの違いはありますが、DHTの働きを抑えることには変わりありません。これだけたくさんの種類の成分が含まれていれば、相乗効果も期待できそうです。
また、DHTはTGF(トランスフォーミング増殖因子)の一種、TGF-βという脱毛を促進する成長因子を増やす働きもありますが、イクオスにはこの「TGF-βの働きを抑える物質」としてつぎの8種類が含まれています。
- クワエキス
- シャクヤクエキス
- セイヨウキズタエキス
- ゴボウエキス
- ローマカミツレエキス
- シナノキエキス
- ヒキオコシエキス
- ボタンエキス
イクオスは、より強い脱毛抑制効果が得られそうです。
対して、プランテルに含まれている「脱毛抑制成分」は、ヒオウギ抽出液とビワ葉エキスの2種類…
たったの2種類では不安と言わざるを得ません。十分な相乗効果が得られない可能性もあります。せめてオウゴンエキスは配合しておいてほしいところ…
勝者、イクオス!
イクオスがいろいろな成分によって脱毛防止効果を発揮しているのに対し、プランテルはわずか2種類ですから、かなり厳しいと言わざるを得ません。
イクオスとプランテルの浸透力を比較!
育毛剤においては含有成分の効果もさることながら、浸透力も重要になってきます。どれほど効果的な成分が含まれていても、浸透力が良くなければ毛根に届いてくれませんので、十分な効果を発揮できなくなってしまうためです。
イクオスはこの問題に対しては、低分子ナノ水を使用することで対応。
水の分子をより小さくすることで、頭皮への浸透力を高めているのです。上記のようにイクオスには効果的な成分が多数含まれていますが、低分子ナノ水の効果で頭皮にしっかりと浸透し、効果を確実なものにしているのです。
これに対してプランテルは、少なくとも公式サイトに浸透力を高めてくれるような対策がなされているとは書かれていません…
これでは頭皮の状態によっては育毛成分が十分に浸透してくれない可能性もあり、ちゃんと効果が発揮できるのか不安……(T_T)
頭皮にしっかりと浸透してくれるイクオスと、浸透力に不安を抱えているプランテルでは、勝負は火を見るより明らかですね。
イクオスの勝ちです。
ただ、イクオスの浸透力が優れているといっても、ユーザーが浸透力を高めるような頭皮ケアをしていなければ、効果を十分に発揮することはできません。
洗髪によって皮脂を適度に洗い流すとともに、頭皮マッサージによって毛穴を広げることで、育毛剤の浸透力を高めることができます。
ただ、1日に複数回行うなど、過度の洗髪は頭皮の乾燥による粃糠性脱毛症の原因となってしまいますので、洗髪は毎日行う必要がありますが、1回にとどめておきましょう。
イクオスとプランテルの副作用の有無を比較!
育毛剤を使用する際に心配になることのひとつに、副作用の有無があります。これは医療機関で使用されているフィナステリドとミノキシジルに、副作用があることが確認されているため。
フィナステリドは抑鬱症状やED(勃起障害)、ミノキシジルは頭皮のかぶれや湿疹です。特にEDは若ハゲの男性にとっては、薄毛より深刻な悩みとなりかねません。
また、育毛成分そのものに副作用がなくても、エタノールをはじめとする刺激性の添加物も問題があります。一例を挙げると、エタノールの刺激によって頭皮が赤くなったり、かぶれてしまったりしたケースが報告されています。
これでは副作用のない育毛成分を配合している意味がありません…
イクオスはこの点について、Q&Aコーナーでつぎのように説明しており、育毛成分による副作用はクリアできそうです。
「ミノキシジルは副作用のリスクが高い成分となっており、ミノキシジルを含まない商品開発を行ってきました」
またつぎのようにも書かれているため、こちらも心配なさそう。
「安心して使用していただけるように保存料等が配合されておりません」
プランテルもこの点については、しっかりと対策をしています。
公式サイトでつぎのように添加物フリーであることを強調しています。
「パラベンなし、鉱物油なし、合成着色料なし、無香料」
これならば、添加物によって頭皮がかぶれてしまう心配もないですね。
両者、引き分け〜
副作用対策という点では、イクオスもプランテルもしっかりと対策をしているようです。どちらも甲乙つけがたいと考えていいのではないでしょうか。
イクオスとプランテルの価格を比較!
育毛剤を購入する際には、やっぱり価格も気になります。いくら効果が高くても、値段がが高いため購入に二の足を踏んでしまう人もいるのではないでしょうか。イクオスとプランテルの価格をみていきましょう。
まずイクオスは、定価は1本10,378円(税込・送料込)と育毛剤としてはやや高めの印象ですが、購入の仕方によっては大幅に割引されます。
公式サイトでは「定期コース」が用意されており、1本6,458円。ほぼ半額!ですから、かなりお買い得になります。
また、イクオスの育毛サプリメントとセットになった「定期コース」もあり、こちらは24,202円(税込・送料込)が7,538円と、すべて半値以下!
定期コースめちゃお得!
しかも、イクオスの育毛サプリはDHT生成抑制効果のあるノコギリヤシエキスをはじめ、46種類もの成分が含まれている優れものです。一緒に使用することでより高い育毛効果が期待できます。
では、プランテルはどうでしょうか。定価は1本9,800円でイクオスより安いにもかかわらず、定期コースでは割引価格は6,980円とイクオスより若干高くなっています。
割引率は30%弱ですから、イクオスのあとではお得感があまりない……初回はおまけでサプリメントが付いてきますが、成分は頭髪の元となるタンパク質「ケラチン」のみ。
正真正銘おまけですね……脱毛抑制効果がありません。
プランテルは、別にプランテルサプリを販売していますが、これとのセット販売はされておらず、個別に注文する必要があります。
育毛剤は長期的に使用することで効果が出るものですから、定期コースが断然おすすめ。その場合、イクオスの方が安くなり、さらに少しお金を足せば育毛効果を高めるサプリメントと併用することができます。
イクオス | プランテル | |
---|---|---|
単品定価 | 10,378円 | 9,800円 |
定期コース | 6,458円 | 6,980円 |
育毛剤+サプリ 定期コース | 7,538円 | なし |
※すべて税込・送料込、1本あたりの値段
価格はイクオスの圧勝!
イクオスとプランテルの返金保証制度を比較!
育毛剤は人によって効果に差があるため、期待したほど効果がでなかったり、体質に合わなかったりした場合に備えて、全額返金保証制度が設けられているます。
イクオスは、購入から45日以内が対象。最初の1本のみが対象ですが、定期購入コースで2本目を使い始めた場合でも、最初の1本については対象になると書かれています。
ただ、公式サイト以外で購入した場合については対象外と書かれていますので注意が必要です。
対して、プランテルの返金保証制度は商品到着から30日以内で、イクオスより期間が短かめ。。
また、3本セットで購入した際には、2本目を開封した時点で対象外となってしまうのも不安。公式サイト以外での購入については記述がないため、制度の対象となるかどうかが分からないのも不親切ですね…
返金保証制度の対象期間が長いことや、2本目を開封しても1本目については返金が受けられることなどを考えると、イクオスの方が安心して使用できるのではないでしょうか。
イクオス優勢〜!
イクオスとプランテルの容器・使用感を比較!
では、両製品の容器や容量、使用感についてはどうでしょうか。まずは容器と容量。
イクオスもプランテルもスプレータイプですが、容量が違います。
- イクオス…120ml
- プランテル…150ml
プランテルは1本で約50日間使用できることをセールスポイントにしています。イクオスと比較して含まれている成分が少ない分、質より量で勝負といったところでしょうか。
使用感については、どちらも無香料なのでにおいはほぼ無臭。育毛剤を使用していると周囲に気づかれることなく、また不快感を与えることもありません。
さらに、どちらも合成着色料を使用していないため無色で、頭皮から垂れても色が付くことなどありません。
比較の結果、プランテルの容量が30ml多く50日間使用できることはメリットといえるでしょうか。
プランテルが勝利~容量のみ。
イクオスをオススメする理由とは
ここまで記事を読んでくださったあなたはもう気がついたかもしれませんが……イクオスとプランテルと比較した場合、オススメはイクオスです!
その理由は成分の多さ!
そもそも薄毛といっても、DHTだけが原因というわけではありません。偏食による栄養状態の偏り、ストレスやタバコによる血流の悪化、睡眠不足による成長ホルモン不足など……複合的な原因によって薄毛になっているのです!
このため、DHTの生成を抑制すればすべて解決するというような簡単なものではないということ。
リニューアルされたイクオスは、成分の数が31種類から61種類とほぼ倍増しています。
61種類ですよ!
これなら多様な薄毛の原因に対処することも可能。また、定期コースでセット購入できるサプリメントは、46種類もの育毛成分を含んでいます。これはあの人気サプリ「ボストン」の20種類を大幅に上回っています。
7,538円はかなりお得なのではないでしょうか!
成分の種類が多く、さまざまな薄毛の原因に対応できるイクオスは、今一番オススメできる育毛剤のひとつといっても過言ではないでしょう。
まとめ(リニューアル効果でイクオスの勝ち!)
最後にもう一度だけ書いておきましょう。容量ではプランテルにアドバンテージがあるものの、成分や死浸透力、返金保証制度はイクオスの方にメリットがあります。
総合的にイクオスの勝ち!
そもそも、育毛技術は日進月歩ですので「Algas-2」のような新成分は次々と開発されているのです。リニューアルされたばかりのイクオスが有利になってしまうのは、ある意味仕方がないこと……( ゚д゚)
プランテルは発売から時間が経過しているので、どうしても効果という点では不利。決して悪い育毛剤というわけではないのですが……イクオスとの比較だと現状では厳しいのではないかというのが正直なところです。