イクオスとイクオスサプリEXが、あのモンドセレクション金賞を受賞!
でも、「それって金で買うんだろ?」などという声も・・・
イクオスはモンドセレクションで何を評価されたのか、賞の中身について書いていきます(`・ω・´)シャキーン。
モンドセレクションとは?
【出典元:monde selection】
モンドセレクションは、商品の評価を通じて品質の向上を図る目的で、ベルギー政府の主導で作られた組織です。公的機関ではなく、第三セクターみたいな存在です。
モンドセレクションの受賞は、希望する企業が申請する必要があります。ノーベル賞のように選ばれて受賞するのではなく、有償で審査を依頼し、認定されれば受賞するという形です。
ちょうど有償で認定してもらう、グッドデザイン賞(Gマーク)とよく似た制度です。受賞とはいっても、正確にいえば「認定」とか「認証」という性質のものですね。
受賞には費用がかかる
申請が前提で、有償であることから、「金で買えるもの」という風評が生まれたようです。その費用は、申請料として1,100ユーロ、約13~14万円がかかります。別に、申請書類の作成や商品を送る通関手続きも必要。
かなり煩雑なため、申請代行会社があって、多くの申請者はこれを利用します。その費用も含め、総額50~100万円必要なのが現状なんです。
相当なお金がなくては受賞できません。金で買うというのは、この意味もあったんでしょうね。
費用をかけて受賞を求める理由は?
上場するような大きな会社なら、100万円程度の販促費・広告宣伝費などは普通にある出費ですが、小規模な会社では痛い出費のはず( ꒪⌓꒪)
それでもモンドセレクションの評価を求めるのは、認知度や商品イメージを高めるのが目的です。公式サイトにも、受賞で売り上げが伸びた事例とともに、そのことがはっきり書かれています。
【出典元:Monde Selection】
【出典元:Monde Selection】
それに、日本人には権威によるお墨付きが好きという性癖と、欧米崇拝という明治以来の伝統もあるんでしょうね。
ヨーロッパの団体から認証を受けると、何となくハクが付いたように思ってしまう。そんなところが、売る側・買う側どちらにもあります。
モンドセレクションの申請は日本企業だらけで、半分以上を占めると言われています Σ(゚Д゚;)エーッ!
賞のランクは4段階プラスα
年1回、食品、化粧品といった7つの分野で専門家が審査を行い、その評価点数によって4ランクに分けられます。
- 最高金賞…90~100点
- 金賞…80~89点
- 銀賞…70~79点
- 銅賞…60~69点
今回イクオス&サプリが受賞した金賞は、上から二つ目のランクになります。高い点数が要求されるんですね(✧◡✧)
評価の方法は?
この評価は、コンクールのように優劣の順位をつける相対評価ではなく、独立した単体だけで行われます。なので、審査対象全部が最高金賞だったり、賞の該当なしということも理屈の上ではあり得ます。
他と戦って勝ち残る必要はないので、品質のよい優秀な商品でさえあれば、何年でも連続で受賞できる制度です。よく見かける〇年連続金賞受賞!というのも、いい商品なら簡単なんです。
連続受賞プレミアムもある
単年度でのランク付けのほか、連続して受賞するとプレステージ・トロフィーがもらえます(・∀・)イイ!!
【出典元:monde selection】
プレステージ・トロフィーは3年、10年、25年の3種類あり、銅賞以上であればランクは問いません。
2016年度は3年が236社、10年が33社、25年はさすがに1社だけでした。1度受賞すれば3年間は商品に表示できるんですが、毎年申請する企業も多いようです。
イクオスが金賞になった理由
イクオス&サプリは2017年度の金賞にランクされましたが、イクオスのどこが高く評価されたんでしょう。
実は、イクオス&サプリは、2016年にも銀賞を受賞しているんです。その時は今とは中身が違う、リニューアル前のイクオスでした。今だから言えますが、その当時は成分的に弱く、サプリは定期コースのおまけでした( ゚Д゚)
銀賞と金賞の間にはリニューアルをはさむので、評価が上がった原因はリニューアルしかありませんね。その前後で起こった主な変化は、次のような点になります。
イクオス&サプリはリニューアルで劇的に進化した
大幅なリニューアルで変身したイクオス&イクオスサプリ、何がどう変わったのか簡単にまとめます。
イクオスの成分数が大幅増
新しくなったイクオスの育毛成分数は61種類!旧イクオスの31種類にくらべて倍近くに増えました。
毛の成長促進、脱毛の抑制、頭皮の環境改善など、育毛作用全般にわたって働きが強化されています。
それぞれの作用に多くの成分で対応でき、より確実な成果が望めるようになりました。この結果、幅広い総合的な育毛効果が期待できます。
世界初の新成分アルガス2
幅広い育毛作用を持つM-034に、新しい海藻成分ペルベチアカナリクラタを独自にブレンドした、新成分「アルガス-2」が加えられました。
成長因子や保湿作用が豊富な新成分によって、M-034の育毛作用が一段と増強されています。新成分には、従来にない育毛作用に期待と注目が集まります。
イクオスのノズルが改良
旧イクオスのノズルは直接頭皮につけるタイプで、液ダレしたり使用量がわかりにくい欠点がありました。
これをジェットノズルに変更(ง`0´)ง シャッ
液剤が拡散することなく、必要な部分だけに的確にスプレーできます。液剤がムダにならず、使いやすい形に改良されました。
イクオスサプリが別物に変身
サプリの成分数が46種類と、大幅に増えました。
内容的にも脱毛抑制のノコギリヤシ、重要ミネラルの亜鉛、育毛促進のフィーバーフュー、ガニアシなど、期待の成分が大量に追加配合されています。
さらに主要成分の配合量が表示され、必要な量が含まれていることが確認できるようになりました。
このことで信頼性が飛躍的にアップしています。成分の増強と合わせて、サプリの価値を別物のように高めました。
イクオスの進化で評価アップ
大きな変更点だけ挙げてみましたが、かなりの変わりようですね。
画期的な新成分が増えたり、成分数の大幅な増加などで、育毛剤としての機能は格段に高くなっています。当然ながら審査員の評価も高くなったはず。
銀賞から金賞への昇格は、異論の余地はなかったことでしょう。
審査では何を見たのか
イクオス&イクオスサプリの審査では、具体的に何を見たのか、約20項目の基準があるとされています。内容の一部として、次のような事項が示されています。
▼イクオスが受けた化粧品部門の例です。
【出典元:Monde Selection】
▼こちらはイクオスサプリが受けた健康製品部門の例です。
【出典元:Monde Selection】
このような内容について、審査員が審査、点数化していくわけですが、その過程は残念ながら明らかにされていません。
ただ、審査対象の成分は、専門分析機関で細部にわたって分析されます。そして、サプリはアメリカ食品医薬品局(FDA)の考え方を元に評価されます。
こういう基準があるのなら、具体的な審査方法は不明ながら審査そのものに問題はないでしょう。
モンドセレクションの信頼性
申請すれば受賞できるという風評
【出典元:monde selection】
モンドセレクションの公式サイトを見ると、2016年の申請数2,998件に対し、受賞数は2,618件でした。合格率87.3%になります。
こんな数字や、審査の基準や経過が公表されないこともあって、「出せば通る」という評判が立つんでしょうね。
確かに審査自体は、そう厳格なものではないのかもしれません。それに、審査のポイントは公表されていて、受ける側もそれなりの対策をしています。
そして、少なくとも数十万円の費用がかかるし、宣伝効果のある賞が欲しいから、それは申請者も努力します。自然と受賞率も高くなりますよね。
難易度は低いにしても、出せば通るようなものではないでしょう。現に高い費用をかけたのに、十数%は不合格になっていますから。
モンドセレクションは信頼できるか
審査のポイントを見ていくと、「商品の表示と実物との間に矛盾はないか」ということに重点が置かれています。うたい文句とは違う、いい加減な商品ではないかということをチェックするようです。
少なくとも成分の内容や効果と、その説明との整合性、効果の根拠などはチェックの対象です。このため、品質については一定の水準にあることがうかがえます。
賞のランクはともかくとして、審査を受けて何かの賞を受賞した商品なら、品質面の不安はなく安心して使っていいということにはなるでしょう。
まとめ
イクオス&サプリが受賞したモンドセレクションについては、あれこれ悪口も言われてます。でも誤解されている部分もあるようです。
評価方法をみると、事実上は認証といえる制度でした。でも、金賞受賞はそういう理解のもとでも意味のあること。
リニューアルで品質がアップしたことが、ちゃんと評価されましたしね(゚∀゚ )
ともあれモンドセレクション金賞は、「世界が認めた」は少し大げさとしても、一定の品質であることは確かなようです。