18歳未満の中学生や高校生なのに、頭髪が薄くなってきたと悩んでいる人は意外と多いかもしれません…
親族に薄毛の人が多いと、自分も薄毛になってしまうのではないかと心配になる気持ちは理解できます・゚・(ノД`)・゚・。
薄毛対策として育毛剤を使おうと考えている人もいるでしょう。
そんなあなたにとって、イクオスの育毛剤と育毛サプリは、救世主となり得るのでしょうか。
育毛剤イクオスなら高校生以上は使えます
イクオスの公式サイトによると、最近では若年層の薄毛が増えており、10代でイクオスを使用している人もいるとあります。
小学生や中学生の使用についても「支障はない」としています。
ただ、イクオスはAGA(男性型脱毛症)の改善を目的としている育毛剤です。AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)という、男性ホルモン由来物質が原因で起きるものです。
イクオスにはDHTの生成量を抑える成分が配合されていますが、この成分がホルモンバランスに悪影響を与えてしまう可能性が否定できないのです。
このため、公式サイトには小学生や中学生のイクオス使用は「積極的におすすめしない」と記載されています。
イクオス育毛剤の使用は、高校生以上は問題なし!でしょう。
中学生については、メーカー側の公式見解に従って使用しないか、使用する前に医療機関の判断を仰ぐべきです。
中学生は育毛剤より生活習慣を見直してみよう
AGAは男性ホルモンの分泌量が増え、DHTの生成量が増加することによって起こります。
ただ、男性ホルモンの分泌量が多い高校生はまだしも、それほど多いとはいえない中学生がAGAを発症する可能性は極めて低いのです。
薄毛の原因がAGAである可能性を完全に否定することはできませんが、AGA以外の原因で薄毛になっている可能性の方が高いのです。
しかも中学生は成長期ど真ん中で、新陳代謝が活発です。頭髪が薄くなっても、元通りになるまでに大人ほど時間はかかりません。
AGA以外の薄毛の原因としては、以下のようなものが考えられます。
- シャンプー
- 栄養不足
- 整髪料
- スマホやゲーム
シャンプー
中学生や高校生は皮脂の分泌量が多いので、シャンプーをサボるとすぐに頭皮の皮脂が過剰になります( ꒪⌓꒪)
皮脂が過剰だと毛穴に詰まって頭髪の成長が阻害され、薄毛の原因となることがあります。
ただ、実際にはシャンプーが足りないケースよりも、過剰なシャンプーが薄毛の原因となっているケースが多いです。
使用しているシャンプーの洗浄力が強すぎて、皮脂を洗い流しすぎているのですΣ(゚Д゚;)
皮脂が不足すると頭皮が乾燥し、ターンオーバーがうまくいかなくなってフケが増えます。このフケが毛穴に詰まっても、薄毛の原因となるのです。
また、皮脂の不足を解消するために分泌量を増やした結果、皮脂過剰になってしまうこともあります。
シャンプーが過剰になる原因としては、洗浄力が強すぎることが考えられます。
石油系や石鹸系の界面活性剤は洗浄力が強く、皮脂を洗い流し過ぎてしまう可能性が高いのです。
皮脂の不足によってフケが増えると、シャンプーの回数を1日2回に増やす人もいるでしょう。この場合、頭皮がさらに乾燥して逆効果になってしまいかねません。
過剰なシャンプーを防ぐためには、適度な洗浄力を持つアミノ酸系界面活性剤が配合されているシャンプーに切り替え、洗髪は1日1回にとどめておきましょう。
栄養不足
脂肪分や糖質がたっぷり含まれているファストフードやお菓子などを食べすぎると、皮脂の分泌量が増加して薄毛の原因となります。
また、ファストフードやお菓子には、頭髪の成長に必要なタンパク質、亜鉛、ビタミンB2、B6などが十分に含まれていません。
これらの栄養素が不足していると、頭髪がうまく成長してくれず、薄毛になってしまいます。
薄毛が気になっている中学生や高校生は、自分の食生活を見直してみましょう。
そして、頭髪の成長に必要な栄養素をすべて摂取するために、バランスの良い食生活を送るように心がけましょう。
整髪料
頭髪を整えるためにワックスを使用するのは、オシャレしたい年頃ということを考えれば理解できます。
ただ、ワックスを付けすぎると洗髪時に汚れが十分に取れず、毛穴に詰まって頭髪の成長を妨げてしまうことがあります。
薄毛にならないようにするためには、ワックスを少なめにつけることを心がけましょう。
付けすぎてしまったら、洗髪を十分に行って、頭皮を清潔に保つようにしておきましょう。
スマホやゲーム
中学生や高校生の中には、スマートフォンやゲーム機で遊んでいる人もいるでしょう。
ただ、スマホやゲーム機の画面の見過ぎは眼精疲労を招き、頭皮の血行を悪化させる原因となります。
頭皮の血行が悪化すると、毛根に十分な栄養分が行き渡らなくなり、頭髪の成長が妨げられ、薄毛の原因となります。
また、スマホやゲーム機の画面から出ているブルーライトは、眠りを浅くする原因となります。
頭髪の伸びには成長ホルモンが関係していますが、成長ホルモンは熟睡しているときに効果が大きくなります。
眠りが浅いと成長ホルモンの効果が下がり、頭髪の成長が阻害されてしまうのです。
薄毛を解消したいなら、スマホやゲーム機の画面を見ている時間を減らし、眼精疲労を招かないようにすることが必要です( ✧Д✧) カッ!!
また、就寝前にスマホやゲーム機の画面を見ないようにすれば、睡眠不足は解消できるでしょう。
付け加えれば、頭皮の血行を促進させるためには、頭皮マッサージが有効!
スマホやゲーム機で遊んだあとは、頭皮マッサージをする習慣をつけるのがおすすめです。
イクオスサプリは18歳未満は使用しない方がいい
では、育毛サプリの方はどうでしょうか。イクオスの公式サイトを見ると、「未成年のサプリ摂取は積極的におすすめしない」と記載されています。
若干、育毛剤とは見解が違っていますが、これはサプリに含まれる成分が関係しています。
イクオスサプリはAGA対策を主眼としており、DHTの生成量を抑える効果のあるノコギリヤシエキスが300mg配合されています。
この配合量は、育毛サプリの中では多い部類。
医療機関のAGA治療ではDHT生成量を減らすため、ノコギリヤシより強い効果のあるプロペシアが処方されています。
ただこのプロペシア、女性や未成年への処方は認められていません。服用はもちろん、手で触れることもできないのですΣ(゚Д゚
お腹の赤ちゃんが男の子の場合、生殖器の形成にはDHTが必要です。
プロペシアによってDHTの生成量を減らすことで、生殖器の発育不良を招いてしまう危険性があるため、女性への処方が認められていないのです。
未成年についても、DHTの生成量減少によって生殖器の生育不全を招く危険性があるため、処方が禁止されているというわけです。
ノコギリヤシは、大人が摂取してもプロペシアのような副作用が出ないことは確認されています。
ただ、生殖器の成長が不十分な未成年についてはノーリスクかというと、何とも言えないのが実際のところ(´-`).。oO
中学生や高校生のノコギリヤシの摂取は意見の分かれるところですが、個人的には少しでもリスクのある成分は摂取しない方がいいと考えています。
中学生や高校生はイクオスサプリを摂取せず、上述のように食生活を整えて薄毛対策を行うことがおすすめです。
結論!中学生は生活習慣!高校生は育毛剤のみ!
中学生や高校生の薄毛は、AGAよりもそれ以外の原因によるものの可能性が高いのです(`・ω・´)シャキーン
生殖器の成長が不十分な中学生は、まだ育毛剤を使用するのは早い!
薄毛の原因となっている悪い生活習慣を改めることで、薄毛を解消していく方がいいでしょう。
高校生はある程度、生殖器が成長していますので、生活習慣の改善だけでは効果が不十分なら、イクオス育毛剤は使用してもいいでしょう。
10代での使用実績もあります(✧◡✧)
ただ、イクオスサプリは、生殖器の成長に悪影響を与える可能性が否定できませんので、使用しない方が良さそうです。