育毛サプリのHatto（ハット）ですが、こちらも昔から続く商品。最近の育毛ブログを運営している人はあんまり使っていない印象は受けます。
そんな私も購入に至っていません！
そんな理由も含め、育毛サプリHatto（ハット）について解説していきたいと思います(^^)
Hatto（ハット）の効果（特長）
Hatto（ハット）の配合成分で特長てきだったのが、「メチルサルフォニルメタン」と「ビール酵母」です。
メチルサルフォニルメタン配合
あんまり聞かない成分「メチルサルフォニルメタン」ですが、「他の育毛サプリに入っているのかなぁ？？」と調べたところ、育毛サプリ「ボストン」に配合されていました。
この「メチルサルフォニルメタン」はどう育毛にイイのかというと、簡単に言って髪の毛の材料になるのです。
髪の毛のタンパク質を作る
メチルサルフォニルメタンはMSMとも略されます。
MSMとは、有機硫黄化合物の一種で、私たちの体の中にも含まれている物質です。また、野菜や穀物、果物など自然界に存在する食品にも含まれています。
MSMの育毛以外の効果としては、関節痛や筋肉痛を緩和したり、美肌を作ったりすると言われています。
なぜMSMが育毛や美肌などに良いかというと、タンパク質の合成に関わっているからです(｀･ω･´)ｼｬｷｰﾝ
私たちの体はほとんどがタンパク質で構成されていて、髪の毛や皮膚、爪、関節や筋肉もタンパク質。そしてこれらのタンパク質を作るために必要な物質が硫黄なのです。
たとえば髪の毛を燃やすと、何とも言えない嫌～な臭いがしますよね？あれは髪の毛に硫黄がたくさん含まれているからです。
つまりMSM（有機硫黄化合物）は、髪の材料となり、摂取することで髪の毛が作られやすくなるのです(✧◡✧)
そして新陳代謝が活発になり、髪の毛だけでなく体全体を生き生きと成長させることができるでしょう。
MSMをサプリで補うメリット
MSMはさまざまな食品に含まれています。ですが、好き嫌いせずに色んなものを食べていれば補えるかというと、そうとも言えません。
それぞれの食材に含まれるMSMはわずかな量で、調理によってほとんどが壊されてしまうからです。
MSMをサプリで摂取するメリットは、MSMそのものを食べることで十分な量を補えることと、MSMの働きを助ける成分を一緒に配合できることです。
目的が育毛なら、MSMと合わせてタンパク質を合成するために必要なビタミンやミネラルを補うことができます(ง`0´)ง ｼｬｯ
そのため、狙ったところ（髪の毛）にピンポイントで効果が出やすいわけです。
ビール酵母配合
「Hatto α」と「Hatto β」の両方に入っているのが「ビール酵母」です。これはポリピュアEXのサプリメント「ポリリンパワーEX」にも配合されていました。
ビール？？って思うかもしれませんが、育毛効果としては、髪の毛のエネルギー源になります。
なんだか役割としてはMSMと似ていますね。まずはビール酵母とは何か？ということから説明していきます。
ビール酵母とは
ビール酵母とは、ビールを作るときに必要な酵母（微生物）のことです。麦芽を煮だした液体に、ビール酵母を加えて発酵させたものがビールです。
そして他にも酵母を使って発酵させた食品はたくさんあります。パンを作るためのイースト菌や、味噌を作るための味噌酵母なども酵母の一種です。
美味しい食べ物を作るために必要な酵母ですが、じつは私たちの体にも良い影響を与えてくれます。
豊富な栄養素がタップリ
ビール酵母はそれ自体が栄養の宝庫で、全体の半分をタンパク質が占めています!次に多いのが食物繊維で30％くらいの割合です(・∀・)ｲｲ!!
他にもビタミン、ミネラル、核酸など、髪の毛にとって重要な各種の栄養素がタップリと含まれています。
とくに人間の体では合成できない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれていることが大きな特長。アミノ酸は髪の毛のタンパク質であるケラチンの原料になります。
また、ビール酵母に含まれるビタミンの中ではビタミンB群の割合が多く、核酸も含まれているので、新陳代謝を活性化して細胞分裂のスピードを早める効果が期待できます。
つまりビール酵母を摂取することで髪の毛の栄養を補い、細胞分裂に必要なエネルギーを得ることができるのです。
直接的な育毛効果ではありませんが、これから生えてこようとする髪の毛をサポートする働きがある成分だと言えます。
【参考元：わかさ生活】
Hatto（ハット）のデメリット（短所）
メチルサルフォニルメタン（MSM）とビール酵母に含まれている豊富な栄養素はとても魅力的ですね。
ですが、私はHatto（ハット）の購入を見送りました。
なぜなら、Hatto自体のデメリットの方が目立っていたからです。
サプリの成分がイマイチ
Hattoには育毛サプリ定番のノコギリヤシや亜鉛が入っていません( ꒪⌓꒪)
サプリの成分を見て思うのは、他の配合成分がイマイチ…
シスチンなどのアミノ酸を多く含むミレットエキスが入っているのは良いと思います。
また、細胞の代謝にかかわるビタミンやミネラルが含まれているのも効率的です。しかし、男性ホルモンを抑制する成分が見当たらないのが少し残念なところ。
Hattoにはもともとαとβの2種類があり、その後にγ（ガンマ）という3種類目が追加されました。
Hattoγには大豆イソフラボンやフィーバーフュー（ナツシロギク）が配合されており、抜け毛の原因となる悪玉男性ホルモンを防ぐ効果が期待できます。
たしかに良い成分だと思いますが、やはり一番はノコギリヤシでしょう。ノコギリヤシなら前立腺肥大症の治療薬としての実績がありますし、海外のさまざまな実験で効果も証明されています。
またHattoには亜鉛が含まれておらず、公式サイトに配合と記載してある亜鉛は、あくまでビール酵母に含まれている成分です。
そのため、どれくらいの亜鉛が摂取できるのかは不明といったところ。摂取できる量としては物足りないかもしれません。
飲むのがしんどい
Hattoを飲み続けるのは少し大変。
Hatto1日あたりの摂取量はαとβでそれぞれ8粒ずつ。2種類を合わせると1日に16粒飲まないといけません。（γも合わせると2粒追加で合計18粒…）Σ(ﾟДﾟ
薬を飲みなれている人なら大したことはないかもしれませんが、サプリってけっこう粒が大きいですよね。
喉に引っかからないようにするために、1粒か2粒ずつしか飲むことができません。飲みきるまでにすごく時間がかかってしまいます。
やはり最初はやる気だけで乗り切れることも、続けていくうちにだんだんと面倒になったりするものです。毎日続けてこそ効果が出る育毛なので、私の中で飲みやすさという項目はゆずれませんでした(`Д´)ゞ
価格が高い
Hattoは価格が高いことも気になります。
αとβのセットで購入すると、税込11,000円となり、育毛サプリにしてはけっこう値が張ります(ﾟдﾟ)
定期購入すると1,200円値下がりして税込9,800円となりますが、それでも継続して購入するにはお財布に厳しい価格…
男性ホルモンを抑制したいならさらにγを追加して税込13,800円。（定期は12,400円）ちょっと良い育毛剤が買えちゃう価格ですね。
どうせならまとめて1本にして…って思ってしまいます。
私は頭皮に直接つける育毛剤も使いたいので、育毛サプリだけにこの金額を使うことはできませんでした。
製品化された時期が古そう
Hattoを販売しているのはSUN＆SUNという会社です。創業は2003年の10月。静岡県に本社があり、ホームページには社長の顔写真が掲載されています。会社としては信用できそうな感じです。
しかしホームページを調べてみると、育毛サプリHattoはけっこう昔から販売されているようです。
また、HattoはTarzanに掲載された実績があるとのこと。
しかし発売日を見ると2007年の12月wwwなので、ずいぶん前だということが分かります。つまり10年以上前に開発された育毛サプリを今も販売し続けている可能性が高いということです。
今の育毛業界は1年～2年という短い期間でリニューアルが繰り返されています。新化のスピードが早く、髪の毛への効果も日々更新されているはずです。
そのため、製品自体の価格と成分が釣り合わなくなっている可能性も否めません。
私がHatto（ハット）を買わない理由
↑を読んで頂くとわかる通り、一昔前の育毛サプリという印象が強いです。強すぎます。
今の育毛サプリは、最低でもノコギリヤシと亜鉛は必須。そして、配合量を公開していく流れになっています。（公開しているイクオスサプリEXがNo.1と思っています）
私がHatto（ハット）を買わない最大の理由は、配合成分であり、それに見合った価格でないこと。
あと、毎日16粒を飲むのは絶対続かないと思いました^^;
まとめ
ということで、実績ある成分が好きなHatto（ハット）は私の選択肢からなかったです。
育毛サプリ飲むなら「ノコギリヤシ＆亜鉛」は絶対ほしいところ！
ここは譲れない！
Hatto（ハット）はしばらくリニューアルもしていないと思うので、イクオスサプリみたいに衝撃のリニューアルを遂げるかもしれません^^
それまでは静観！という感じです。
⇒ いろいろ使ってきたので育毛剤ランキング書きました( ✧Д✧)
