40代の薄毛の原因とは?
40代になると薄毛に悩む男性の割合は急激に増加。自分が薄毛に悩む遺伝子を持っているのか自覚する大きな分岐点となってくる年代です。
そして、薄毛の40代男性の男性型脱毛症(AGA)が原因とされる割合は約32%にまで増加します。
まだ自覚のない潜在的なAGAの割合を含めれば、半数近い数字になるはず!
そうすると、40代の薄毛対策は20代30代のような「頭皮環境の正常化」を目的にするより、AGA治療に比重を置くべきです。
具体的には、日本皮膚科学会や厚生労働省からAGA治療法として医学的根拠が認められた成分「ミノキシジル」や「フィナステリド」の使用になります。
このような観点から、40代男性のおすすめの育毛剤ベスト3を紹介します。
第1位 ポラリス
アメリカ発・高濃度ミノキシジルを配合したAGA対策No.1の育毛剤
ポラリスとは?
ポラリスは、アメリカのポラリスリサーチラボラトリーズ社が開発・販売する、
高濃度ミノキシジルを配合した育毛剤!
様々な薄毛の段階に合わせミノキシジルの濃度や配合成分を変化させており、ポラリスシリーズとして品番NR-07からNR-11まで全5種類の育毛剤が販売されています。
国内で販売されている育毛剤との違い
日本で販売されているミノキシジル配合の育毛剤といえばリアップが有名。
大正製薬が製造販売していて国産の安心感がありますが、以下の弱みがあります。
- 厚生労働省が認可しているミノキシジルの最大濃度は5%が限度
- 配合成分のほとんどがミノキシジルのみで浸透力が弱い
ポラリスは上記の課題を乗り越えた育毛剤で、これこそがおすすめしたい理由なのです!
全ての品番でミノキシジル濃度5%以上&高い浸透力を実現
ポラリスには5種類あり、ミノキシジル5%配合の品番から、最高濃度はミノキシジル16%配合の品番もあり多種多様なラインナップになっています。
選択肢が豊富!
自分の薄毛の進行度合いに合わせて使い分けることができます。
【出典元:http://www.pharma-trading.com/jp/】
また、ポラリス独自の
リポスフィアテクノロジー採用!
ミノキシジルなどの育毛成分を「人間の肌細胞に近い極小のカプセル形状」に揃えることで、成分を毛穴の奥底の毛母細胞にまで送り届ける高い浸透力を実現させています。
40代の薄毛、まずはNR-07やNR-08を試してみては
初心者にも使用しやすいポラリスNR-07、NR-08は、ミノキシジル5%(NR-08は7%)・アゼライン酸・りんごポリフェノール・L-リジン・アデノシン・銅ペプチドが主成分として配合。
例えば、りんごポリフェノールは、抗酸化作用や細胞の活性化・発毛周期の乱れを改善する働きが期待される成分。
一説にはフィナステリドを上回る研究結果も記録したことがあり、マウスの上皮細胞を対象にした実験では発毛活性度合が300%アップ、富山医大での臨床試験ではAGAの人71%に効果ありというデータもあります。
71%に効果あり!
なお、このりんごポリフェノールはポラリスNR-07・NR-08のみに配合されている成分で、他の品番には入っていません。
初めてミノキシジルを使う方は副作用を考慮し、ポラリスNR-07やNR-08からがおすすめ!
第2位 フィンペシア
ジェネリックとして売上・信頼度No.1、飲む育毛薬フィナステリドの廉価版です。
フィンペシアとは?
フィンペシアは、インドの大手製薬メーカーであるシプラ社が製造・販売する、「フィナステリド」を主成分とする育毛薬。
フィナステリドには、抜け毛を促す悪玉男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)をつくる原因、「5αリダクターゼの生成を阻害」する効果があります。
同成分は「男性型脱毛症診療ガイドライン(日本皮膚科学会)」においても、最も効果が高いA評価を獲得している医学的根拠のある治療法として認められています。
A評価!
なぜインドの製薬会社の薬がおすすめなのか?
国内では、プロペシアという商品名でMSD株式会社(旧・万有製薬)が2005年12月から、フィナステリドを含んだ育毛薬を販売しています。
プロペシアは保険診療対象外で、1錠あたり250円前後、毎日飲み続ける薬なので、年間約9万円!
また、2015年からは国内でジェネリック品が販売可能となり、ファイザー株式会社のフィナステリド錠「ファイザー」などが1錠あたり200円前後で購入できるようになりました。
しかし、インドのシプラ社の
フィンペシアはもっと低価格!
フィンペシアは、100錠まとめ買いをすれば1錠あたり30円前後で購入可能で、国内で販売されている全く同成分の育毛薬の約8分の1程度のランニングコストで済みます。
1日30円前後です!
懸念される安全面ですが、その心配は不要!
インドのシプラ社は日本でこそ一般的な認知度は低いですが、世界的に見れば信頼に値する規模の大手製薬会社のひとつで、しっかりとした品質管理と安全検証がされています。
どうしても国内の会社がいいという人を除き、フィンペシアはフィナステリドを摂取するうえで最も費用対効果のバランスが取れた選択肢です。
第3位 フィナロ
圧倒的な低価格を売りにしたフィナステリド配合の育毛薬
フィナロとは?
フィナロは、インドでジェネリックを中心に扱っている製薬会社インタス・ファーマシューティカル社が販売する「フィナステリド配合」の育毛薬。
成分や効能はプロペシアやフィンペシアと全く同じですが、
1錠あたりの価格は約25円程度で入手できるため、フィナステリド配合の育毛薬としては最も安価に購入できます。
なぜ低価格が実現できるのか
フィナロが低価格な理由は、プロペシアやフィンペシアに比べて品質が劣っているからではありません。
業界最安値の、2つの理由!
①広告費をかけていないこと
テレビCMや広告などを通じて、世間に認知してもらうには莫大な広告費がかかり、その回収は販売価格に上乗せするのが通常。フィナロは広告を必要最低限に抑え、口コミだけで販売数を伸ばしているのです。
②フィンペシアの圧倒的シェアを崩す
同成分の先発医薬品フィンペシアのシェアを崩すため、ある程度の利益を削ってでも安価で提供し、知名度をあげてきたプローモーションの一環といわれています。
フィンペシアとフィナロはどちらがいいの?
フィンペシアのシプラ社は国内2位の売上で知名度のある製薬会社。対し、フィナロのインタス・ファーマシューティカル社は国内12位の売上。
いくら全く成分が同じ育毛薬といえども、大手の製薬会社に信頼感と安心感を持ってしまうのが人間の通常の感覚でしょう。
日本のプロペシアとフィナロでは圧倒的な価格差ありますが、
フィンペシアとフィナロの1錠あたりの差は約5円程度なので、フィンペシアを上位としました。
まとめ
今回紹介した育毛剤は、国内で市販されておらず、入手にはインターネットで代理店を通し個人輸入する手段が一般的です。
ミノキシジルやフィナステリドには明確な育毛効果が認められる一方、一定確率で副作用が発生します。
個人輸入の場合には全て自己責任ですので、ご自身でリサーチし、納得してからの購入をおすすめします。
不安な方は、初期費用や手間はかかりますが、まずAGAクリニックで医師にミノキシジルやフィナステリドを処方してもらい、副作用などを確認して問題なければ個人輸入に切り替えていく方法がいいでしょう。