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花王の「サクセス薬用育毛トニック」は、テレビや雑誌でおなじみの育毛トニックです。

使ったことがなくても、名前くらいは知っている有名な商品なので、育毛効果も期待できそう?!

そんな「サクセス薬用育毛トニック」の成分や効果を調べました。

花王の育毛トニック【サクセス】の効果とは?

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「サクセス薬用育毛トニック」は30年も前に発売された伝統的な育毛トニック。

抜け毛が気になり始めた人で、まずこのトニックに関心を持った人は多いのではないでしょうか

CMの効果も手伝って、いかにも毛が生えそうなイメージですが…

サクセスにはどんな成分が入ってる?

現在発売中のサクセス育毛トニックには、有効成分が3種類含まれています。

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まず1つめに「トランス-3,4`-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン(t-フラバノン)」があります。

この成分は、日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療のガイドラインによると…

「C1(根拠は十分ではないが、使うことを考えてもよい)」

なんとも頼りないポジションです…

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2つめに「ニコチン酸アミド」。

ビタミンB群の1つで、体の酸化還元反応に関わり、皮膚や粘膜を正常に保ち、血行を促進する働きがあります。

また毛細血管の拡張や毛母細胞の活性化にも働くため、育毛剤の成分によく使われます。

3つめは「ピラクトンオラミン」、殺菌剤です。

細菌や真菌(カビ)に効果があり、フケ防止用シャンプーや育毛剤の有効成分の1つ。頭皮の常在菌マラセチア菌の増殖を抑え、炎症によるフケ、痒みを防ぐ目的です。

サクセスの成分で何が期待できる?

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はっきり言って、サクセスの有効成分に、薄毛の原因AGA(男性型脱毛症)の改善効果が期待できる成分は見当たりません。

ニコチン酸アミドは毛母細胞を活性化させますが、太く黒い毛が生えるほどの力は期待できません。

またピラクトンオラミンは頭皮の状態を回復するというよりも、マラセチア菌が増え過ぎて炎症を起こさないよう、適度な状態を保つ働き。

このような成分では、すでに地肌が見え始めていたり、額の生え際が後退している状態の頭には力不足!

まだ薄毛にはなっていない「抜け毛が増えたかも」や「何かケアを始めた方がいいかも」と言った人が、現状維持を目指す意味で使い始める育毛トニックです。

サクセスがだめならどんな育毛剤が期待できる?

薄毛の代表的な原因であるAGA。そのメカニズムはつぎのようなものです。

頭皮に分泌された男性ホルモンが、酵素の働きでDHT(デヒドロテストステロン)に変えられた影響で毛髪の成長期間が短くなり、早く寿命がきて脱毛が起こり、次第に髪の毛が抜けて薄くなって行きます。

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何もしないとAGAは治りませんが、有効な手立てを使えば、成長期を正常な期間に戻すことで抜け毛が減り、改善が見込めます。

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有効な手立てとは、「DHTを生成する働きをする酵素5αリダクターゼをブロックし、DHTができなくすること」。

この作用を「5αリダクターゼ阻害作用」といいます。

サクセス育毛トニックでは力不足だったAGAが原因の薄毛には、「5αリダクターゼ阻害作用」をもった育毛剤が必要なのです!

サクセスよりキャピキシルが抜け毛予防に◎

この作用を持った最新の育毛成分「キャピキシル」を含むことで注目されている育毛剤が数種類発売されています。

キャピキシルが5αリダクターゼ阻害作用を発揮し、薄毛の原因のDHTの生成をおさえて脱毛を防ぎます。

キャピキシルとはどんな成分?

キャピキシルは「アカツメクサ」という植物の花から取ったエキスと、「アセチルテトラペプチド3」の組み合わせでできています。

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アカツメクサ

古くから薬草として使われた植物で、このエキスにはビオカニンAという物質が含まれています。

ビオカニンAはイソフラボンの一種で、女性ホルモンと似た働きと構造を持っており、医薬品の育毛成分で知られる「フィナステリド」と、同様の働きがあるとされます。

アセチルテトラペプチド3

4種類のアミノ酸で構成されていて、非常に強い細胞の修復作用を持ちます。ケガやヤケドで損傷した皮膚の修復にも使われます。

育毛機能が衰退した毛母細胞に働きかけ、活発な活動を復活させます。

キャピキシルの育毛効果はすごいの?

キャピキシルを構成する成分の「ビオカニンA」は、強力な5αリダクターゼ阻害作用を持ちます。

5αリダクターゼには1型・2型の2種類のあり、作用の実験結果はつぎの内容。

1型を64%、2型を93%阻害!

5αリダクターゼの作用を排除できれば、髪の毛は正常なヘアサイクルの4~5年の成長期間を全うできます。

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抜ける毛が減り、生えている毛は長く存在するので毛の数は次第に増え、薄毛の解消につながります。

また「アセチルテトラペプチド3」の働きで、髪の毛の成長を強力に促します。

あのミノキシジルと比べて3倍高い成長作用!

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ミノキシジルは血流を改善することで毛母細胞を活性化しますが、「アセチルテトラペプチド3」は毛母細胞に直接働きかけて活性化します。作用のしかたは少し違いますが、毛の成長効果には大きな差が生まれています。

このように、キャピキシルを構成する2つの物質が、「5αリダクターゼ阻害作用」と「毛母細胞の活性化」という、それぞれ違った独特な働きをします。

AGAによる抜け毛を防ぎ、一方で髪の毛の成長を促すことで違った方向から薄毛の改善がはかられます。

薄毛の進んだAGAに対しても、高い育毛効果が期待できます。

キャピキシルを使った育毛剤は何がいい?

高い効果が注目を集めているキャピキシルは、育毛剤やシャンプーなどが次々と発売されています。いくつかピックアップして検討してみましょう。

▼ザ・スカルプ5.0c

キャピキシルに加え3種類の成長因子など41種類の成分を配合、多方面からの効果を目指します。

80mlの大容量でコスパもアピール。

▼ボストンスカルプエッセンス

キャピキシル5%、最近注目の成分ピディオキシジルを含みます。

他に2種類の成長因子、抗酸化力を持つフラーレンも配合。

▼Deeper3D

キャピキシル5%、成長因子は最多の8種類を配合。

従来の独自成分に加えリデンシルや黒ショウガを追加して効果の増強をアピール。

▼フィンジア

キャピキシルとピディオキシジルを配合。

ピディオキシジルの濃度2%は業界最高!

浸透力を高めるカプサイシンほか効果の高い有効成分を多数配合。

フィンジアが総合力で抜け毛を防ぐ!

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キャピキシルを含む育毛剤の、キャピキシル濃度はすべて5%と一律。

他に育毛剤の優劣を決める要素は、成分・浸透力・価格・返金保証使用感でしょうか。

これらについて1つずつチェックし、消去法で残ったのが「フィンジア」と「ザ・スカルプ5.0c」。

そして最後の決め手になった使用感ですが「ザ・スカルプ5.0c」はノズルで頭皮に塗るタイプ、ノズルに頭皮が触れるので不衛生であり、使用量がわからないという点でマイナス意見が多くありました。

というわけで、結局残ったのは「フィンジア」。

フィンジアの特徴とは!

勝ち残ったフィンジアの特徴を、改めてまとめます。

まずは3つの主要な有効成分。

  • キャピキシル
  • ピディオキシジル
  • カプサイシン

ピディオキシジルはミノキシジルから副作用を抜いたものともいえる成分。育毛効果は抜群なうえ、副作用はほとんどありません。

そしてカプサイシンは、血行促進作用による育毛効果を発揮しながら、他の成分が頭皮の奥深く浸透させる作用ももちます。

そして2015年の発売以来何回も在庫切れ、入荷待ちのアナウンスを繰り返しています。これだけで支持・評価の高さがうかがえます。売り切れるほどの人気の育毛剤は他にはありません。

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薄毛対策はやっぱり育毛剤ですね

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花王が販売している「サクセス育毛トニック」は、テレビCMや広告でもすっかりおなじみの商品。

値段は手頃で副作用の心配もなく、花王ブランドを背負った信頼感もあります。

安心して使えるものですが、薄毛改善の効果が弱く、残念ながらAGAには効きません…

AGA治療には力不足!

AGAに向き合うには、それに対応した有効成分が配合された育毛剤であるべき。

育毛効果が十分期待でき、副作用の心配がいらない「フィンジア」なら安心して使用できます。

フィンジアの公式販売サイト ⇒