バイタルウェーブスカルプローションの特長
圧倒的な低価格さ
実際に購入しようと決断に至ったのは…安かったから。
バイタルウェーブスカルプローションは、キャピキシルが入っている育毛剤の中ではかなり安い部類。単品購入は12,880円で少々高いんですけど、定期購入なら7回目には7,980円まで下がります。
キャピキシルが入っている育毛剤の中では、フィンジアも安いほう…最安値の3本セットコースで、1本あたり8,966円です。
しかし、バイタルウェーブスカルプローションは、フィンジアよりさらに1,000円ほど安くなっているので、買ってみようと思いました。
内容量もフィンジアは、50mlしか入っていません。対して60ml入っているバイタルウェーブスカルプローションのほうが、明らかにお得ですね(^^)/
キャピキシルが入っていることで発売当初騒がれたDeeper3Dは、最安値でも1本あたり10,395円。それを考えれば、かなり安くなりました。
バイタルウェーブ | フィンジア | Deeper3D | |
---|---|---|---|
単品購入 | 11,880円 | 13,440円 | 14,850円 |
定期コース初回 | 8,200円 | 9,980円 | 14,100円 |
※すべて1本あたり、送料・税込価格
リデンシルを配合!
バイタルウェーブスカルプローションには、リデンシルと呼ばれる成分が入っています。
購入を検討している当初は、「キャピキシルが入っていて安ければいいや」という考えだったんですが、このリデンシルの存在も購入を後押ししてくれました。
リデンシルは何かひとつの成分も指すのではなく、いくつかの成分が化合されてできたもの。
- セイヨウアカマツ球果エキス
- チャ葉エキス
- グリシン
- ピロ亜硫酸Na
- 塩化亜鉛
以上で構成されています。これは海外の原料メーカーが開発した成分。
リデンシルがもたらす働きは、主に3つ。
- IL-8を抑制し、炎症を抑える
- バルジ領域の肝細胞を活性化する
- 毛乳頭の線維芽細胞を活性化する
どれも専門用語が出てきて、ちょっとわかりにくいので解説していきましょう!
IL-8
IL-8は「インターロイキン」と呼び、炎症性疾患を引き起こすもの。例えばリュウマチ性関節炎や痛風、喘息などの症状が出てしまう時も、このインターロイキンが関係しています。
抜け毛が発症するということは頭皮で炎症を起こしている状態。IL-8を抑制する作用があれば、抜け毛抑制にもつながります。
実際にリデンシルに配合されている成分を使うと、「炎症性サイトカインIL-8が21%抑制される」という検証結果も出ています。
【出典元:https://www.redenhair.com/en/content/15-redensyl】
バルジ領域
バルジ領域は髪を取り囲んでいる部分を指します。ただ髪の周り全体を指すのではなく、真皮部分のみ。
【出典元:https://www.kenasiii.com/923】
髪が皮膚に埋まっているところでは、栄養を外部から吸収する必要があります。その受け皿的存在が、バルジ領域。そこから作り出される発毛因子が毛母細胞となり、毛乳頭からの栄養を受け取ることで毛が生成されているのです。
バルジ領域が活性化すると、毛細血管から毛乳頭に送られる血液循環が良くなり、より一段と毛球が太くなります。
線維芽細胞
【出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%9A%E7%B6%AD%E8%8A%BD%E7%B4%B0%E8%83%9E】
毛乳頭を大きくするには、毛乳頭に存在する線維芽細胞が活発に活動していないといけません。
これは血液から栄養を受け取る、「受付スタッフ」のような存在。
せっかく血液から栄養という荷物が届いても、受け取る人がいなければ意味がありません。その役割を線維芽細胞が担っています。
「リデンシルを投与すると25%、通常の状態より活性化する」という研究結果も出ています。
ただ成分の配合濃度を比較すると、Deeper3Dにはリデンシルが5%配合されています。一方、バイタルウェーブスカルプローションは1.5%。
こういった濃度の濃さが多少なりとも、価格に反映されているのかもしれませんね。
成長因子/IPSを2%配合!
バイタルウェーブスカルプローションは、4種類の成長因子(馬プラセンタ、EGF、IGF、FGF)とIPSを配合しています。
馬プラセンタ
馬プラセンタには細胞分裂を頻繁に繰り返し、新陳代謝の活性化と成長を促す作用があります。
プラセンタはもともと、哺乳類の胎盤にあるもの。赤ちゃんが短時間であんなにも成長するのは、プラセンタによる影響があるからです。その成長速度に目をつけて開発されたのが、馬プラセンタです。
馬プラセンタは細胞分裂だけでなく、必須アミノ酸が多く含まれているという利点もあります。髪の毛を成長させるのにアミノ酸は必要ですから、2つの効果が期待できるというわけです。
IGF
IGF-Iは、「インスリン様成長因子」と呼ばれ、肝臓から分泌される物質。脂肪分解促進作用や骨密度の増加などの作用があります。
髪に与える影響として最も大きいのは、細胞内伝達神経が活発化すること。毛母細胞を刺激するに、はIGF-Iの分泌を促すことが重要です。
髪の毛の抜け毛予防に効果がある物質です。
FGF
FGFは線維芽細胞の増殖に関わっているもの。組織の再生や増殖、発育に欠かせないものです。
化粧品原料として扱われるほど、安全性も高いです。
IPS
バイタルウェーブスカルプローションに含まれているiPS細胞は、リンゴ幹細胞エキスの。これは腐らないリンゴを開発しようとしたことがきっかけで、このような名前がついています。
リンゴは数週間すると、色が劣化していきます。それは活性酸素が徐々に増えていくからです。それを阻止するには、幹細胞を活性化することが重要です。
髪の毛の肝細胞にあたるのは、バルジ領域の部分。バルジ領域が活性化すれば、毛乳頭付近の細胞分裂も頻繁に行われ、毛母細胞が元気になります。
そうすれば血液から送られる量も増えていくので、髪の毛の再生に役立つというわけです。
バイタルウェーブスカルプローションは成長因子が4種類。
それに対し、Deeper3Dは8種類なので、成長因子だけ比較すると、Deeper3Dのほうが上ですね。
まとめ
ここまでバイタルウェーブスカルプローションについて、ご紹介してきました。
値段が安いので、経済的負担を抑えたいという人には向いています。
ただ成分を細かく分析すると、Deeper3Dのほうが格上だなと実感。
成分の中で、「キャピキシルの効果をとにかく試してみたい」という人なら、バイタルウェーブスカルプローションでもいいかなと思います。
キャピキシルとリデンシルの効果を体験したい人なら、Deeper3Dのほうがおすすめ。
ここでは触れませんでしたが、キャピキシルとピディオキシジルの効果を感じたいなら、この2つではなくフィンジアがおすすめです。