タバコとコーヒーが髪の毛を滅ぼす?

喫煙者の方、タバコとコーヒーは妙に相性がいいと思いませんか?

一息入れたい時、コーヒーをひと口飲むと無意識にタバコに手が伸びます。でもこれって髪の毛に悪いという話があります。本当なのかウソなのか、検証してみます。

タバコが髪の毛によくないワケは?

タバコは毛根を弱らせる

栄養不足と酸欠が起こる

タバコと髪の毛の関係は、次のようなルートで抜け毛につながります。

タバコ→ニコチン→交感神経刺激→毛細血管収縮→栄養不足→毛が抜ける

タバコのニコチンで頭皮の毛細血管が収縮、血流が減ります。血流で運ばれて毛根に回る栄養が不足して活性が低下、毛が抜けるという図式。

タバコを吸うと血管が収縮するとともに、一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びついて酸素の運搬能力を奪い、体が酸欠状態になります。当然毛根部にも充分酸素が供給されず、栄養不足となって毛の成長が悪化します。

毛根が弱体化して薄毛に

たまに吸うぐらいなら毛が抜けるところまで行きませんが、本数が増えるにつれて血行が悪い時間も増え、常態化して栄養不足が進みます。

血流が悪かったら、抜け毛ばかりか新しい毛が生えるのもままなりません。髪の毛の成長サイクルが乱れ、成長しきれない細く短い毛が多くなり、それも早いうちに抜け落ちます。

タバコの本数が多いほどこの傾向が強まります。できるだけ少なくするか、禁煙するのが髪の毛には一番いいのですが…

老化が進んで薄毛になる

タバコのニコチンを分解するためには、ビタミンCが大量に必要。(1本につき25mg)ビタミンCは抗酸化作用がありますが、不足すると老化が始まります。皮膚への影響も大きく、しわやシミ・そばかすが増えます。

髪の毛は皮膚の一部。皮膚が老化すれば同じように髪も老化・劣化が進みます。髪の毛の成長期間が短くなって早いうちに抜け落ちたり、成長が悪い細く弱々しい毛が多くなり、次第に毛が薄くなっていきます。

タバコが毛によくないワケはまだまだある

DHT(ジヒドロテストステロン)が増える

DHTは男性ホルモンが変成した、脱毛を起こす原因物質。タバコを吸う人は吸わない人よりDHTの量が13%高いというハーバード大学による調査結果があります。

つまりタバコを吸うと、薄毛になる可能性がかなり高いということです。

ビタミンB群、Eを消費する

どちらも毛の成長には重要な役割を持つビタミンです。

アミノ酸から髪の毛を作るB群、皮脂の酸化を抑え頭皮を健全にするEは育毛には欠かせないものですが、タバコはこれを消費してしまいます。

お金を消費する

タバコ1箱450円として、30日で13,500円。

この金額ならいい育毛剤とサプリが買えますよね。育毛に使えば薄毛が止められるのに、タバコ代に消えて薄毛が進行してゆきます。

コーヒーは髪の毛にいい?それとも悪い?

コーヒーをたくさん飲む人は、抜け毛が増えたり胃に負担がかかると言われます。コーヒーは基本的に体を冷やす飲み物です。

たくさん飲むと胃腸が冷えて血行や代謝も低下、抜け毛が増える原因に。

一方でコーヒーを習慣的に飲む人はガンになりにくいとか、血圧が下がるとかいう話を聞きます。コーヒーは血行を良くして栄養を毛根に届けるカフェインとともに、ポリフェノールを豊富に含みます。

皮膚や血管は活性酸素で酸化され老化が起こります。ポリフェノールが持つ抗酸化作用で、毛の元になる毛母細胞が活性化。そして頭皮の老化も防ぐので、健康で丈夫な髪の毛の成長が望めます。

矛盾した働きもありますが、1日2~3杯といった量なら問題はありません。リラックス効果も加わって、体にはいい方向に働くでしょう。毛は生えないでしょうが、抜けることもないはずです。

コーヒーは飲み過ぎれば髪の毛によくない

コーヒーにはいい面も多いのですが、飲み過ぎると困ったことも起こります。場合によっては薄毛になったりするので注意が必要です。

髪の毛に大事な亜鉛が不足する

コーヒーを飲み過ぎると、髪の毛の成長にはよくないといわれます。その理由の一つは亜鉛の吸収が悪くなること。亜鉛はいろいろな働きをする重要なミネラルですが、髪の成長にも関わります。

髪への働きはまず、髪の毛を構成するタンパク質のケラチンを、アミノ酸から合成することです。そして脱毛を起こす原因物質のDHTが生成されるのを抑えます。また新陳代謝(細胞分裂)を促し毛を成長させます。

コーヒーの飲みすぎで亜鉛の吸収が悪くなると、食事で摂った亜鉛が利用されません。足りなくなると髪への働きが損なわれ、抜け毛や白髪が増えたり毛が細くなったりして、次第に薄毛が進行します。

コーヒーが髪の生長ホルモンを減らす

毎日大量のコーヒーを飲んでいると、睡眠への影響が出てきます。カフェインによる興奮状態が夜遅くまで続いた場合、深い眠りに入るのは困難です。

髪の成長に必要な成長ホルモンは、深い眠りの時に多く分泌されます。そして、眠ってから3時間以内が分泌の多い時間帯です。この時間帯に深い睡眠がとれると髪の毛の成長も順調ですが、コーヒーの飲み過ぎはこれを妨げます。

コーヒーは髪の毛にとっていい影響も多いのですが、飲み過ぎは弊害もあるので、適量にしましょう。といっても適量という定義は諸説あってむずかしく、限度としては5杯くらいでしょうか。

コーヒーとタバコで薄毛になったらこの育毛剤

髪にいいことや悪いことを見てきましたが、コーヒーの飲み過ぎやタバコが原因で薄毛になる場合、原因は単純ではありません。血行不良、栄養不足、睡眠不足、DHTの増加、代謝の低下、頭皮の老化など、本当にたくさんあります。

こんな多様な原因で起こる薄毛に対応するには、その作用も多様である育毛剤が必要ですね。多くの成分を持っていて総合的に対処できる育毛剤といえば、チャップアップかイクオスがあります。簡単に概要を説明しておきましょう。

チャップアップは成分数がトップクラス


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チャップアップの成分数は81種類。業界ではトップクラスの多さを誇ります。主成分は海藻エキスのM-034。その他多彩な天然成分が、AGAを始めさまざまな薄毛にオールラウンドで対応します。

サプリも用意されていて、こちらの成分数も23とかなりの数です。本体の多様な薄毛対応をさらにサプリでもカバーして、総合的に薄毛に対応します。

イクオスは主成分が売り


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イクオスの成分数は70種類。チャップアップよりはやや少なめですが、それでも相当な成分数です。主成分はチャップアップのM-034を強化したアルガス2です。

その他チャップアップ同様多くの成分で血行促進、頭皮の環境改善など、育毛に必要な作用をすべてカバーしています。

またサプリはチャップアップサプリの倍の成分数です。しかも成分量を公開して、信頼感・安心感がアップしました。

おすすめはどちら?

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どちらも多数の成分で多様な薄毛に対応できる、よく似た育毛剤です。価格もそう大きな差はありませんが、あえて違いを強調してみます。

知名度、実績があり、サプリの価値と合わせて総合評価するならチャップアップ。

主成分のアルガス2と、浸透率を評価するならイクオスといったところでしょう。

まとめ

髪の毛にとってコーヒーは特に問題ありません。極端に飲み過ぎると悪影響があるのは、コーヒーに限ったことではありませんしね。ただ、コーヒーを飲むとタバコが欲しくなるのが、問題と言えばそうですが。

問題はタバコです。いいところは何もありません。髪の毛どころか体にとってもよくないことがいくらでも出てきます。

これはもうやめるしかないですね。浮いたお金で育毛剤を増強した方がよほどいいです。