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キャピシキル配合育毛剤第二世代の勝者は!?
AGA(男性型脱毛症)治療の主流が「ミノキシジル」エッセンス配合から「キャピキシル」エッセンス配合の育毛剤へと変化を遂げてきたのは皆さんもご存知のとおりだと思います。第1世代として「Deeper3D」や「スカルプ5.0c」、第2世代として「BOSTONスカルプエッセンス」が登場してきた流れの最後発として、2015年に「フィンジア」が発売されるにいたりました。
第2世代といわれるのは、キャピシキルに加えて「ピディアキシジル」成分を併せ持ち、抜群の育毛効果を誇ると考えられるためです。第2世代の2つの育毛剤BOSTONスカルプエッセンスとフィンジアが、人気・実力ともに1、2を争う――これが現在のAGA治療における分布図であるということができるでしょう。
もちろん、ピディオキシジル配合の方が後発だし、育毛剤としても効果が期待できる。
その一方で、同じような成分であるかに見えるBOSTONスカルプエッセンスとフィンジア。どちらが自分に合うかを選びかねている方も多いようです。
そこで今回は、キャピシキルとピディアキシジルのW効果を実現したこの2つの育毛剤を徹底的に比較し、配合成分による育毛効果を検証するとともに、さまざまな角度からその優劣を探っていきたいと思います。
主成分で比較!
AGA治療でまず注目されるのは、その育毛効果の成分です。キャピシキルには、脱毛ホルモン抑制効果をもつ天然草「アカツメクサ花エキス」と、毛包再生能力を持つ有機アミノ酸成分「アセチルテトラペプチド3」の2つの成分が含まれています。
薬学的副作用が認められていないにもかかわらず、育毛効果はミノキシジルの3倍。このキャピシキルによって、男性ホルモンによる脱毛のヘアサイクルが修正され、毛根を復元することで発毛が促進されることになります。
副作用の心配がないため、男女ともに利用でき、女性の薄毛にもかなりの効果が期待できると考えられています。このキャピシキルエッセンスの配合濃度は、双方ともに5パーセント。推奨されている配合濃度ギリギリまで配合されていることになります。
W効果として注目されるピディアキシジル成分もまた、高い発毛効果が期待できます。これは、ミノキシジルの誘導体。誘導体とは、ベースの分子構造や性質を大きく変えない程度に改良された化合物を指します。
抜群の育毛効果をもつミノキシジルと同程度の効能が認められながら、ミノキシジルで約8パーセント起こるとされる副作用が発生しないという点で、大変に優れた成分ということができます。そうしたメリットの反面、量産が難しく高コストにならざるをえないというデメリットをかかえていました。
BOSTONスカルプエッセンスの配合濃度は1.5パーセント。一方のフィンジアは、このコスト問題を解消すべく独自の開発を重ねた結果、2パーセントの配合濃度を実現しています。開発努力の結果、育毛効果の点ではフィンジアに軍配が上がったといってよいでしょう。
ボストンスカルプエッセンスはフラーレンというノーベル賞成分が配合されているが、大量に入っているとは思えない。キャピキシルとピディオキシジルの配合量で勝負すべき。そうなると、ピディオキシジル2%配合のフィンジアに軍配はあがる。
脱毛予防成分で比較!
育毛と同時に重要な脱毛予防は、育毛剤選択の大切な要素です。利用者の薄毛の種類や程度によっては、この予防効果を主眼とする場合も多いでしょう。抜け毛の原因は、男性ホルモンに作用する「5aリダクターゼ」。このホルモンをブロックすることが、抜け毛予防には必要になります。
先にあげたキャピシキルエッセンスに含まれる「アカツメクサ花エキス」にもこのブロック効果が認められますが、これ以外に同様の効果を持つ成分が配合されているのは、フィンジア。ヒオウギエキスが配合され、脱毛予防にもさらに大きな効果が期待できます。
脱毛予防でも、フィンジアの方が有利!
ヒオウギエキスの中身は、イソフラボンである。イソフラボンが、5aリダクターゼを阻害するのは科学的にわかっていること。
国立がん研究所の論文に、「大豆イソフラボンはテストステロンをDHTに変換することに関連性のある5aリダクターゼを抑制することで知られている」と書かれている。
副作用で比較!
双方ともに、日本国内で作られた製品であり、副作用が確認されている成分を含みません。この点では同レベルとなりますが、刺激成分について検討すると、配合成分に違いが見られました。使用時に爽快感を与えることを目的とした「メントール」成分の配合は同じであるものの、フィンジアには「カプサイシン」という唐辛子の成分が含まれているのです。
この成分が知覚神経を刺激することで、発汗作用や血行促進作用がある一方、イソフラボンとの合成によってIGF-I(毛髪成長タンパク質)を増加させる効果が見込まれています。要するに、細胞を活性化させることで育毛に効果を出す狙いがあるということです。
カプサイシンの毛穴拡張作用によってさらに新党率をあげることへも大きな期待が寄せられていますが、実際には唐辛子に含まれる刺激のある成分でもあります。肌が弱かったり、頭皮に傷がある方の場合、何らかの影響が出ることも否定できません。こうした意味では、BOSTONスカルプエッセンスのほうがより安心してご利用いただけることになります。
名古屋市立大大学院の岡嶋研二教授らの研究によると、マウスの皮膚にカプサイシン0.01%を含むクリームを塗ったところ、IGF-1の増加を促すことがわかっている。IGF-1は細胞を活性化し、肌の老化を防ぐ働きばあるので、むしろ頭皮にイイのでは!?という声もある。
価格で比較!
AGA治療では、長期にわたって育毛剤を使用する必要があります。その意味では、コストパフォーマンスも選択の際の重要な要素であるはずです。より優れた効果、より高い安全性を実現していても、突出した価格をつけられていては手を出すことに躊躇することになります。ここでは、1月に1本使用するとして、1月分の費用を比較してみることにします。
まず気をつけなければならないのが、育毛剤の大きな特徴である「長期の継続」に応えようと、両者に定期コースが設けられているということです。フィンジアでは1本定期コースのみで、1ヶ月あたり9980円(送料込、以下同)。
一方のBOSTONスカルプエッセンスは1本定期コースが13824円、3本定期コースで8928円となっています。一見すると、BOSTONスカルプエッセンスが有利のようですが、実はこれにはからくりが。3本セットの特別定期コースとは、最低でも3回継続する必要があります。つまり、最低でも9本はBOSTONスカルプエッセンスを買わねばならないことになります。
その総額は80352円。対してフィンジアでは、定期コースであっても1回の利用で停止することができるため、自分に合う育毛剤を探そうとあちらこちらの育毛剤を試してみたい利用者にとっては願ったりかなったりの値段設定となっています。
また、返金保証制度に目を向けると、そこにも大きな違いがあります。BOSTONスカルプエッセンス」場合、定期コースは全額返金保証の対象外。単品購入の場合のみとなっているのに対して、フィンジアは、定期コースも全額返金保証の対象となっています。
これも、フィンジアの育毛効果に対する発売もと株式会社ユービーエスの大きな自信の表れであるといってもいいのかもしれません。高コストになりがちなビディオキシジルの高濃度配合を実現しながら、キャピシキルエッセンスを5パーセント配合した商品群の中で10000円を切るのは最安値の単品価格。
それのみならず、定期コースのしばりをなくし、返金保証制度の対象とするとは、すぐれたコストパフォーマンスであるというほかありません。
キャピキシル+ピディオキシジル配合の育毛剤が、1万円を切るのはスゴイことだ。配合量を減らしたわけではない。フィンジアの価格設定は高く評価できる。
使用感で比較!
ただし、効果とコストパフォーマンスの面だけが、利用者の意志決定の動機づけにはなるわけではありません。長期的に毎日使用するものだからこそ、その使用感は選択の際の大きな要素となります。実際に使用した際の使いやすさと塗りやすさを比較してみましょう。
BOSTONスカルプエッセンスの使用方法は、スポイトで1回分を吸い上げ、頭皮に垂らすというもの。液体自体に粘り気があるため垂れて落ちることもなく、手を使って頭皮に塗りこむようにマッサージしていきます。垂れる心配はないものの、難所がひとつ。
それは、使用するスポイトの先を頭皮や髪の毛につけないように注意しなければならないということです。頭皮の脂などがついてしまった状態でスポイトを容器に戻すと、容器の中に残っている育毛剤が劣化することになってしまい、せっかくの育毛剤の効果がいかされない結果にもなりかねません。
この点に注意を払っていると、思わぬところに垂れてしまうなどして、慣れるまでにかなりの失敗を繰り返すこととなりました。また、手に持ったときにはとろみとベタつきがあり、頭皮に塗った直後にはスースーとした清涼感、柑橘系の香りがあるなどの特徴があります。
対するフィンジアは、スプレータイプの容器になっており、頭皮の気になるところに向けてプッシュするだけで終了するという手軽さ。細く強く出る液体のため、気がかりな箇所めがけて一直線にスプレーすることができます。
さほど粘り気のある液体ではありません。においもなく、垂れることなく、使用感としてはBOSTONスカルプエッセンスの先を行くものだと思われます。塗った直後は、少し温かみを頭皮に感じました。頭皮の内側にもその感覚はあり、効果のほどを実感できるものでもありました。
個人的には、気になる部分に直接つけれるスポイトの方がいい。しかし、面倒なのはスポイトだ。手軽さを求めるなら、スプレーだな。
フィンジアとボストンスカルプエッセンスを使った人の比較談!
ここで、他の人の比較談をご紹介!私だけの意見ではなく、他の人の意見も取り入れ、総合的に比較して頂ければと思いいます。
継続して使うコストや、配合されている成分の濃度や多さから見ても、やはりフィンジアの方が買いなのは間違いないです。
実際に使ってみて効果があったのもやはりフィンジアでした。
ボストンに関しては1本しか使ってないので何とも言えませんが、継続すれば効果がある可能性はあります。
配合されている成分が多い上に、値段がボストンスカルプエッセンスより安いのは、コスパがいいといえます。
価格だけで比較すると、フィンジアは12,800円。ボストンスカルプエッセンスは14,800円で、若干フィンジアの方がお得感があります。
また、ボストンスカルプエッセンスは定期コースを選ぶと最低3回は購入しなければなりませんが、フィンジアなら1回のみでもOK。お試し感覚での使い方も可能です。
また、ボストンスカルプエッセンスは定期コースを選ぶと全額返金保証の対象外とされてしまいますが、フィンジアなら定期コースを選択しても全額返金保証の範囲内。
つまり1度だけ試してみて、肌に合わなかった場合はお金が戻ってくるということですね。
有効成分に関してはフィンジアもボストンスカルプエッセンスも差がないように思えますが、フィンジアには1度きりの使用でもばっちりサポートが受けられます。
価格と有効成分の両面からみても、フィンジアの方がおすすめと言えそうですね。
フィンジアとボストンスカルプエッセンスは両者、キャピキシルとピディオキシジルが配合された育毛剤製品で注目されていますので、比較される方は多いですね。
値段、返金保証の点からは、フィンジアの方が買いやすい育毛剤といえます。
フィンジアとボストンスカルプエッセンスを両方とも実際に使ってみて、私の個人的な意見としては圧倒的にフィンジアの方がいいです。
長期的な使用をしないと効果の比較はできないので、その部分に関しては何とも言えませんが、育毛成分的に考えてもフィンジアの方が優れており、価格・保証の手厚さ、使用感、使い勝手などを考えてもフィンジアの方がいいと思います。
【出典元:http://www.nmsnotes.com/】
フィンジアはまだまだ新しい育毛剤なので比較的に口コミ情報が少ないです。フィンジアを長期的に使用をされた方の良い口コミが、今後たくさん期待できそうです。
また、塗布の仕方も大きく異なっており、ボストンスカルプエッセンスがスポイトタイプなのに対し、フィンジアはジェットスプレータイプになっている。
これは好みの問題だが、個人的にはスポイトよりもスプレータイプの方が手軽で使いやすいと感じている。
そういった好みの部分も選択要因に入れておく余地はありそうだ。
【出典元:http://www.nrika-sp.com/】
衛生面を考慮しても、スプレータイプのほうが使いやすいという口コミは多くあります。液だれがない分、無駄なく使えるのもスプレータイプのメリットです。
現在使い始めて、半年が経ちました。
今まで、リアップ→ブブカ→ポリピュアEX→チャップアップ→イクオス→ボストンスカルプエッセンスと使ってきましたが、しょうじき、フィンジアが一番効いていますね。
普通は1年くらい経たないと効果がでてこないんですが(毛周期が3ヶ月サイクルなので)、このフィンジアに関しては3ヶ月目にはもう、太い毛の産毛が現れはじめました。
現在半年で、白髪も減り円形の薄い頭頂部は黒く隠れ、M字の生え際には濃いしっかりとした産毛が生えています。
これだけ効果がはっきりと証明された育毛剤は、初めてだったので正直驚いています。
さまざまな育毛剤を長期的に試された上で、他の育毛剤では現れなかった結果がフィンジアでは現れたということですね。フィンジアの有効成分が、存分に発揮した結果といえます。
キャピキシルとピディオキシジルが配合された育毛剤製品は、フィンジア以外にも存在しています。比較的有名な商品では、ボストンスカルプエッセンスが挙げられるでしょう。
しかし、ボストンスカルプエッセンスに配合されているピディオキシジルは1.5しかありません。
フィンジアでは2%のピディオキシジルを配合しており、より高い育毛効果が期待出来る製品になっているのです。
【出典元:http://www.aconservativesvoice.com/new-ikumouzai/finjia.html】
ミノキシジルの使用によって見られた副作用(頭皮のかゆみ、頭痛など)のリスクは抑えられつつ、ミノキシジルの育毛効果を存分に引き出せる成分として開発されたのがピディオキシジルです。
ピディオキシジルの配合量が多いフィンジアは効果の現れ方が優位といえます。
バイタルウェーブやBOSTONスカルプエッセンス、Deeper3Dの配合する成長因子は、頭皮への注射治療などによる再生医療の分野でも注目はされていますが、頭皮の上からしみ込ませる程度でどの程度の効果が期待できるかは未知数です。
BOSTONスカルプエッセンスは、ピディオキシジルというミノキシジルの浸透力や副作用を改善した成分を含んではいるものの、フィンジアのように積極的に浸透力を強化するような工夫はされていません。
フィンジアは、キャピキシルとピディオキシジルを業界最高濃度で配合している上、カプサイシンという別のアプローチによる育毛効果を持つ成分を配合しています。
同時に浸透力を高めている点で、フィンジアの期待できる効果は非常に高いと言えます。
浸透力は大事!
徹底比較検証の結果、勝者は?
ここまでBOSTONスカルプエッセンスとフィンジアを比較してみました。その結果、安心・安全についての評価以外、ほぼ全てにおいてフィンジアが優位に立つことに。同じピディアキシジル配合の第2世代としてライバルと目されてきた両者に、これほどの差がつくとは想像されていなかったと思いますが、これがフィンジアの実力です。
フィンジアが低コスト・高パフォーマンスを実現したのは、天然素材を使用した高い発毛力を開発すべく払われた努力によってです。この結果、多くの項目において優れた結果を示し、幅広い層をターゲットに利用者を増やすにいたっています。これから先、しばらくはフィンジアの一人勝ちが続くと見て、間違いはないのかもしれません。
ボストンスカルプエッセンスは2015年4月、フィンジアは2015年8月発売。それより、前のDeeper3Dはリニューアルしないと厳しいだろう。
現時点では、キャピキシル配合育毛剤でNo.1なのは、フィンジアで間違いない。