フィンジアとプランテル、実は販売会社は同じ「株式会社ユーピーエス」ですが、それぞれコンセプトが違います。
フィンジアは、キャピキシル&ピディオキシジル配合の、ひとつ上の育毛剤。
プランテルはM字ハゲに特化した、お手軽な育毛剤。
具体的な違いを、詳しく比較していきます。
この記事の目次
フィンジアとは?
フィンジアには「キャピキシル」と「ピディオキシジル」が配合。
髪の成長力を高める育毛効果は大注目!
独自の浸透技術を採用し、育毛成分が頭皮の奥へ行き渡ります。
ワンランク上の効果を求める人にピッタリの育毛剤。
プランテルとは?
プランテルは、低価格ながらも必要最低限の成分を凝縮した育毛剤。
「M字と闘う!」のキャッピコピーに違わぬ、高い実感力。
2015年モンドセレクション銀賞を受賞したことからも、品質の高さには定評があります。
フィンジアとプランテルの成分効果比較
フィンジアの25種類の成分
フィンジアに配合されている成分は全部で25種類。
そのなかでも育毛効果が期待できるのが、つぎの13成分。
- アカツメクサ花エキス(キャピキシル)
- アセチルテトラペプチド-3(キャピキシル)
- ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド(ピディオキシジル)
- トウガラシ果実エキス(カプサイシン)
- グリチルリチン酸2K
- センブリエキス
- ヒオウギエキス
- ビワ葉エキス
- キハダ樹皮エキス
- ヒキオコシ葉/茎エキス
- フユボダイジュ花エキス
- ボタンエキス
- 褐藻エキス
このなかから、フィンジアの注目成分について紹介!
キャピキシルは髪の成長と抜け毛の両方に効果あり
キャピキシルは、「アセチルテトラペプチド-3」と「アカツメクサ花エキス」の複合成分。
髪や頭皮に良い効果が確認されており、成長力を高める効果が期待できます。
「アセチルテトラペプチド-3」に、毛包の細胞を活性化させる効果を確認。培養実験においては、髪を成長させるパワーが…ミノキシジルの3倍!
キャピキシルは髪を3倍成長させる!
キャピキシルもうひとつの成分「アカツメクサ花エキス」は、抜け毛を防ぐ効果が期待できます。
【出典元:http://www.redenhair.com/img/cms/CAPIXYL-Techfile.pdf】
AGA(男性型脱毛症)による抜け毛の原因は、男性ホルモンがDHTへと変化すること。DHTは頭皮の5αリダクターゼという酵素によって変換されるので、この5αリダクターゼの働きを抑えることが、抜け毛の予防に効果的。
アカツメクサ花エキスは「5αリダクターゼの働きを抑制する効果」があり、5αリダクターゼの働きを93%抑えることで、抜け毛の原因DHTの生成を防ぎます。
【出典元:http://www.redenhair.com/img/cms/CAPIXYL-Techfile.pdf】
キャピキシルは、「髪の成長を促す効果」と「抜け毛を予防する効果」の、2つの効果で薄毛に対処。
ピディオキシジルの育毛効果はミノキシジルと同等!?
ピディオキシジルは、ミノキシジルと同等の育毛パワーを持つとされる成分。
ピディオキシジルの正体は「ミノキシジル誘導体」
誘導体とは、ある有機化合物を性質を変えない程度に改良した化合物のこと。つまり、ミノキシジルを改良してできた成分なので、同等の育毛パワーを持っているピディオキシジル。
実際に実験でも、”ミノキシジルと同等の効果”があることが報告されています。
【出典元:http://www.slideshare.net/Kumarorganicproducts/kopyrrol-pyrrolidinyl-diaminopyrimidine-oxide】
フィンジアのピディオキシジル配合量は、育毛剤で最大濃度の2%!
毛包の細胞を刺激して、弱った髪の成長力を取り戻します。
カプサイシンの知覚刺激が髪にいい!
カプサイシンの育毛効果は、血行促進だけではありません!
髪を成長させる、インスリン様成長因子IGF-1の分泌を促す効果もあります。
【出典元:http://kclinic.co.jp/remedy/mechanism/detail.php?id=564】
カプサイシンといえば唐辛子の辛味成分。この辛味による刺激がスイッチとなり、IGF-1の生成量が増えます。
IGF-1は髪や筋肉などのタンパク質の合成を促し、衰えた成長力を取り戻させる効果が期待できます。
プランテルの18種類の成分
プランテルに配合されている成分は18種類。フィンジアに比べると少なめですが、育毛に効果的な成分は豊富。
なかでも育毛効果が期待できるのが、つぎの9成分。
- グリチルリチン酸2K
- センブリエキス
- ヒオウギエキス
- ビワ葉エキス
- セファランチン
- 海藻エキス-1
- 牡丹エキス
- ヒキオコシエキス-1
- シナノキエキス
ヒオウギエキスの主成分はイソフラボン
プランテルのM字に対抗する成分は「ヒオウギエキス」には、イソフラボンが豊富に含まれており、DHTの抑制効果が期待できます。
イソフラボンは、女性ホルモンと構造が酷似!男性ホルモンとの間で、ホルモンバランスを整える効果があります。
M字ハゲはDHTが原因。DHTは男性ホルモンが変換されることで生成される物質なので、イソフラボンにより過剰なDHTの生成を抑えてくれる効果が期待できます。
しかも!5αリダクターゼの働きを抑制、M字への効果も向上します。
プランテルのヒオウギエキス以外の成分も、フィンジアと結構被っています。
また、フィンジアのキャピキシル成分である、アカツメクサ花エキスの主成分「ビオカニンA」の正体も実は、イソフラボン!
フィンジアには、「ヒオウギエキス」と「ビオカニンA」の2種のイソフラボンが配合されており、M字への期待度はフィンジアが勝ち!
セファランチンは病院でも利用されている成分
セファランチンは、植物から抽出した血行促進作用が期待できる天然成分。
円形脱毛症の治療薬として、病院で処方されるほど実績ある成分。
血行促進によって髪を成長させる効果が期待できますが、同時に、アレルギーを抑えて頭皮環境の正常化する効果もあります。
ただし、DHTによる薄毛にはそれほど効果がないという意見もあり、実際にどれほどの実感できるかは人それぞれ…
【出典元:
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913421_2.pdf】
成分効果比較まとめ
成分の比較では圧倒的にフィンジアの勝ち!
フィンジアには、ミノキシジル以上の育毛パワーを誇る成分が配合されています。さらに、プランテルの注目成分「ヒオウギエキス」も、フィンジアに配合されています。
フィンジアは、成分上では完全にプランテルの上位製品。
フィンジアとプランテルの浸透力比較!
フィンジアは浸透力を高める技術を採用
独自のゲートアクセス理論「SPEテクノロジー」が、フィンジアの浸透力を実現しています。
フィンジアに配合されているカプサイシンには、毛穴を開く作用があります。この作用を利用したのが、SPEテクノロジー。
閉じたままの頭皮では、どんなに優れた育毛成分があっても効果は半減……
とくに、フィンジアに配合されているキャピキシルとピディオキシジルは、毛包の細胞へと届かないと十分に効果はでません。
浸透力を高めたフィンジアだからこそ、この成分の性能を活かしきることができるのです!
プランテル独自の浸透技術はとくになし?
公式サイトを見てみても、浸透力を高めるような技術は使用されていません。
プランテルは、天然成分による頭皮環境の正常化によって、育毛成分の効きを高めようとしています。
ただ、これらの成分はフィンジアにも配合されちゃってますからね…
浸透力比較まとめ
浸透力もフィンジアの勝ち!
育毛効果を高めるには、浸透力をあげる技術は欠かせません。フィンジアはしっかりと対策しているので、高い効果を実感できる育毛剤。
フィンジアとプランテルの副作用比較
フィンジアは安心して使えます
フィンジアの成分には、副作用の心配がある成分はありません!
安全性の高い成分のみで構成されており、長期間の使用でも問題はありません。
キャピキシルは成分の開発メーカーによって安全性が保証されています。
【出典元:http://www.lucasmeyercosmetics.com/en/news-events/press-release.php?id=54&y=2011】
ピディオキシジルは、ミノキシジルの欠点の副作用を改良した成分。副作用のリスクはほとんど無いといっていいでしょう。
まつ毛の美容液としても使われることからわかるように、刺激も少ない成分です。
プランテルもほぼ安全です
プランテルの成分は、フィンジアと被っている部分が多いので、こちらも副作用のリスクはほぼなし!
ただし、セファランチンには少し注意が必要。
セファランチンは服用した場合には、副作用に頭痛や腰痛などの症状が報告されています。プランテルは塗るタイプなので、服用することはありませんが、一応注意しておきましょう。
副作用比較まとめ
副作用に関しては引き分け。
プランテルに気になる成分がありますが、問題は少ないでしょう。基本的には、どちらも安全な育毛剤なので、安心して利用できます。
フィンジアとプランテルの使用感比較
フィンジアは使いやすい育毛剤
フィンジアは勢いよく噴出するスプレータイプ。
スポイトやノズルタイプとは違い、頭皮に触れず清潔に使用できるので、育毛剤ならスプレータイプがオススメです。
フィンジアの薬液は、水ほどはサラサラしていません。粘り気があるわけではありませんが、手につくとしっとり感があります。
プランテルは容量たっぷり
プランテルは、フィンジアと同じくスプレータイプ、使いやすさも同じです。
プランテルの内容量は150mlという大容量なのが特徴。
1本で50日分ほど使えます。フィンジアは内容量50ml。1本の使用期間も30日と少なめです。
プランテルに方が、贅沢にたっぷり使用できるので、満足感は高いですね。
使用感比較まとめ
たっぷり贅沢に使えるので、プランテルの勝ち!
どちらもスプレータイプなので、手軽に頭皮に塗ることができます。
においやベタ付きもなく、どちらを選んでも使用感はGOOD。
フィンジアとプランテルの価格比較
フィンジアの価格
フィンジアの価格は1本12,800円。
フィンジアを一番安く購入するには、「3本セットの定期コース」。このコースなら1本あたり8,966円です。
送料無料、単品で購入するより4,500円ほど安く購入できてお得!
プランテルの価格
プランテルの価格は9,800円、定期コースは1本6,980円。
さすが低価格が売りのプランテル!フィンジアより安価。
成分は少し弱い部分がありますが、フィンジアに比べて安いので納得できる範囲ではないでしょうか。
価格比較まとめ
フィンジア | プランテル | |
---|---|---|
本体価格 | 12,800円 | 9,800円 |
定期コース | 9,980円 | 6,980円 |
定期コース(セット) | 8,966円 | – |
価格の安さはプランテルの勝ち!
低価格なプランテルなら、フィンジアより安く薄毛対策ができます。
ただ、プランテルは確かに安いのですが、他にも同じくらいの価格の育毛剤があります。
たとえば「チャップアップ」。
チャップアップは配合成分の多さが特徴の育毛剤!
プランテルのM字対抗成分ヒオウギエキスも配合、ほかにもオウゴンエキス、M-034など育毛効果が期待できる成分がたくさんあります。
チャップアップを2本セットの定期便で買うと1本あたり6,000円。プランテルより安い!
育毛効果ならフィンジアですが、安さと豊富な成分ではチャップアップ!
チャップアップも、フィンジアと同じくらい人気の育毛剤です。
フィンジアとプランテルの返金保証比較
フィンジアは満足できなければ返品できます
フィンジアには、手厚い返金保証サービスがあります。
フィンジアの「全額返金保証」は、初回購入品が到着後30日以内なら、開封済みでも購入代金を返金可能。
普通は未開封じゃないと返品できませんが、フィンジアは開封済み・使用済みでも問題なく本体の購入代金が戻ってきます。
この制度の注意点は、「3本セット」を購入した場合、開封済みは最初の1本目だけ。2本目以降をあけてしまうと、この制度を利用できません。
プランテルはフィンジアと同じ返金制度
プランテルにも「全額返金保証」があります。
こちらも、制度利用のための条件はフィンジアと同じ。販売会社が同じ「株式会社ユーピーエス」なので当然ですね。
返金保証比較まとめ
返金保証制度は引き分け!
販売会社が同じなので、返金制度に違いはありませんでした。
まとめ
プランテルは、長年愛用されてきた実績があります。ただし、フィンジアが登場してからは、プランテルのメリットは価格面だけに…
新成分を配合したフィンジアは、育毛剤としてトップクラスの商品!
育毛成分はプランテルより断然充実しています。
プランテルは低価格なので、とりあえず安いものを試してみる…というのなら、同じ価格帯のチャップアップが魅力的な内容。
価格的にプランテルを選択しようとしている人は、一度チャップアップと比較してみてください。
フィンジアの弱点はしいて挙げるなら、内容量(50ml)の少なさ…
頭皮全体にまんべんなく塗るには少し物足りない量。フィンジアは、気になる部分にピンポイントで塗る使い方がよさそうです。
全体的に薄い人は、内容量が多いチャップアップがオススメなので、ぜひ検討してみてください!
ちなみに、キャピキシル配合の育毛剤で内容量が多いものには「スカルプ5.0c」という育毛剤があります。これには、ピディオキシジルが入っていませんが、内容量は80mlあるのでたっぷり使えます。
・フィンジアの公式販売サイトはこちらcheck!
・プランテルの公式販売サイトはこちらcheck!