フィンジアとプロペシアを徹底比較します!
プロペシアは医薬品なので比較するには土壌が違いますが、どちらがおすすめか書いていきます。
この記事の目次
フィンジアとは?
フィンジアは、海外発の育毛成分「キャピキシル」と「ピディオキシジル」を高濃度に配合した育毛剤。
2015年の発売時から、生産が追いつかないほどの人気で、通販ではたびたび品切れ状態になるほどです。
プロペシアとは?
プロペシアは錠剤タイプの医薬品。
主成分の「フェナステリド」で、AGA(男性型脱毛症)に効果的に作用します。
日本では医師による処方箋が必要で、ドラッグストアでは販売していません。
フィンジアとプロペシアの成分効果比較
フィンジアの注目な成分
フィンジアには、23種類の有効成分が配合されていますが、なかでも育毛効果が高いのがつぎの成分。
- キャピキシル
- ピディオキシジル
- カプサイシン
ミノキシジルの3倍!?キャピキシルの育毛パワー
キャピキシルは「発毛促進」「抜け毛抑制」2つの効果を持つ注目の育毛成分。
キャピキシルの育毛パワーは、ミノキシジルの3倍!という実験データがあります。
キャピキシルの成分には、毛包の細胞を刺激する作用があり、毛包が髪を作り出す力が向上。毛母細胞を活性化して、髪を成長させる効果が期待できます。
さらに、キャピキシルには抜け毛を抑える効果が高い!
AGAによる抜け毛の原因のひとつは、「5αリダクターゼによるDHTの生成」。抜け毛を抑えるためには、DHTの抑制が重要となってきます。
キャピキシルには、5αリダクターゼを弱める作用があることが、実験により確認されています。
5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型の2種類ありますが、キャピキシルはこの両方に作用。
【出典元:http://www.hatumou-life.com/wp-content/uploads/capixyl_kani_2.pdf】
キャピキシルは、抜け毛を抑えたい人にとって有効な成分です。
ピディオキシジルはミノキシジルの改良成分
ピディオキシジル配合の育毛剤では、フィンジアが最高濃度!
ピディオキシジルは、ミノキシジルの誘導体といわれ、ミノキシジルを改良して生まれた成分です。
ピディオキシジルは、ミノキシジルの副作用のリスクを克服し、浸透力もアップした成分!
そのため、ピディオキシジルにはミノキシジルと同等の育毛パワーがあります。
実験で、ピディオキシジルの高い育毛効果を示すデータが得られています。環境ストレスによって不活性化した細胞を、ピディオキシジルによって活性化。
その効果はミノキシジルと同等!という内容です。
【出典元:http://www.slideshare.net/Kumarorganicproducts/kopyrrol-pyrrolidinyl-diaminopyrimidine-oxide】
カプサイシンで成長因子分泌
カプサイシンの作用は「血行促進効果」。
また、カプサイシンによる知覚刺激は、髪の成長にもかかわる「IGF-1」という成長因子の分泌を促す効果もあります。
【出典元:http://kclinic.co.jp/remedy/mechanism/detail.php?id=564】
「IGF-1」には髪の成長期を延ばし、退行期と休止期を短縮することで、AGAによる抜け毛を抑える効果が期待できます。
さらに毛包の炎症を抑制し、育毛剤の効果をサポートする効果も得られます。
プロペシアの強力な成分
プロペシアに配合されている有効成分は「フェナステリド」のみ!
日本皮膚科学会にも認められ、推奨度は最高のAランク。
ミノキシジルと並んで、AGA対策の医薬品として最高評価を受け、AGAクリニックを受診すると必ずと言っていいほど処方されます。
フィナステリドは5αリダクターゼを抑制
フィナステリドの効果は、「5αリダクターゼの働きを阻害することで、DHTの生成を抑える」こと。
DHTはAGAの原因となる物質。DHTの生成を抑えることで、AGAの進行を抑える効果を発揮します。
【出典元:http://www.world-j.com/aga/hlpr100001.html】
フィンジアに配合されている、キャピキシルにも同様の「5αリダクターゼを阻害する効果」がありました。
しかし、キャピキシルはⅠ型とⅡ型の両方に効果があるのに対して、フィナステリドはⅡ型にしか効果がないという違いがあります。
フィナステリドは、AGAの進行を防ぐことがメイン。抜け毛を防ぐことで髪の成長期間が長くなり、髪が太く長くなることは期待できます。
フィナステリドの臨床試験データ
フィナステリドの効果を示す臨床試験は、国内でもいくつかの機関で行われていますが、プロペシアの製造メーカーによる臨床試験結果を紹介します。
- 1年間服用で58%の人に頭髪の改善
- 3年間服用で改善した人の割合は増加
全体で98%の人がAGAの進行を防ぐことが出来たという結果に!
【出典元:https://www.msdconnect.jp/products/propecia/medical_3y.xhtml】
成分比較まとめ
AGAの進行を防ぐ実績では「プロペシア」がかなりリード。とくに抜け毛を防ぐことだけにフォーカスするならプロペシアといえます。
ただし、細胞増殖による育毛効果や、頭皮環境の改善の効果を期待するならフィンジア!
フィンジアなら育毛に幅広い効果が期待できます。
フィンジアとプロペシアの浸透力比較!
フィンジアは独自の技術で浸透力を高める
フィンジアは、独自の浸透技術「SPEテクノロジー」で成分を根幹へ届けます。
まずカプサイシンの発汗作用を利用し、固く閉じた頭皮の毛穴をこじ開けます。
つぎに、開いた毛穴からフィンジアの育毛成分が奥の奥まで浸透します。
結果、キャピキシルやピディオキシジルをはじめとする12種類の和漢成分が実感力を向上!
プロペシアは服用なので100%体内へ
プロペシアは内服する医薬品で成分は100%体内へ取り込まれます。その意味では、浸透力バツグン!
育毛剤の弱点は頭皮環境が悪いと育毛剤が浸透率が下がり、効果が実感できませんが、内服薬は頭皮環境に左右されず効果が期待できます。
しかし!血流に乗って全身に行き渡るので副作用も強く出ます。
頭皮以外に余計な影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要。
浸透力比較まとめ
浸透力の比較では、100%取り込まれるプロペシアの勝ちですが、注意も必要。医師の指導のもと、副作用に気をつけて使用してください。
一方フィンジアも、独自の浸透技術を利用しているので、十分に育毛効果を発揮します。
フィンジアとプロペシアの副作用比較
フィンジアは安全
フィンジアに副作用の心配は、ほぼありません。
口コミを見ていても、フィンジアで副作用が起きたという報告は見当たりません。むしろ、頭皮に良い成分を配合しているので、頭皮環境の正常化が期待できます。
また、合成着色料や香料、鉱物油、パラベンも不使用で肌への刺激も抑えられています。
ただし天然成分の種類が多いため、体質によってアレルギー反応がでてしまうことは考えられますので確認してから使用してください。
プロペシアは副作用あり
プロペシアは医薬品で副作用があります。
プロペシアで起きた副作用の症例
プロペシアの臨床試験で報告された、副作用の一例を紹介。
- 過敏症:じん麻疹、かゆみ、血管浮腫、など
- 生殖器:睾丸痛、男性不妊症、無精子症、勃起機能不全、精液減少、など
- 肝臓:AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇
- その他:乳房肥大、抑うつ症状、めまい
【出典元:https://www.msdconnect.jp/products/propecia/safe.xhtml】
臨床試験での、プロペシアの副作用発症率は4%。
25人に1人という割合で副作用の可能性があります。
フィナステリドの副作用は永続する可能性あり
フィナステリドの副作用は、生殖器に関するものが多く、男性は知っておく必要があります。
精液減少や無精子症はプロペシアを中止すると回復したという報告がありますが、勃起不全や射精障害は、服用中止後でも持続したという報告があります。
海外で「フィナステリドの服用中止後、3年を経過しても94%の人に性欲低下などの症状が残った」という実験データがあります。
【出典元:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21418145】
男性にとって、この副作用と確率は恐怖!
すべての人に副作用が出るわけではありませんが、特に子どもが欲しいと願う若い男性は、プロペシアを使用する前によく考えましょう。
副作用比較まとめ
安全性はフィンジアの圧勝!
フィンジアなら副作用の心配なく、薄毛対策ができます。
プロペシアは医薬品なので、副作用のリスクは付きまといます。服用を中止しても副作用の症状が持続する可能性があるのは怖いですね。
フィンジアとプロペシアの使用感比較
フィンジアは使いやすさ○
フィンジアは、スプレータイプ。扱いやすく、薬液を狙ったところに集中して塗布できます。
ノズルタイプやスポイトタイプなどの育毛剤もありますが、こぼれる心配のないスプレータイプが使いやすさでは優秀。
また、頭皮に塗るとき直接肌と触れるタイプは衛生面で心配ですが、スプレータイプは薬液を噴出するので、常に清潔です。
フィンジアは無臭・液体も無色。使用していても周囲の目が気になることはありません。
プロペシアは飲むだけでお手軽
1日1錠飲むだけでいいので、大変お手軽。
育毛剤を使用後のマッサージも不要で、時間を取られることがありません。
使用感比較まとめ
使用感は、飲むだけでいいプロペシアの勝ち!?
プロペシアは飲むだけで薄毛対策はできます…副作用はついてきます。
飲む薄毛対策は副作用のない「育毛サプリ」もオススメ。こちらも飲むだけなので、プロペシアの副作用に抵抗がある人におすすめです。
育毛サプリの一番人気はボストン!
気になる人は関連記事を読んでくださいね(^^)
【関連記事】
・育毛サプリBOSTON(ボストン)を購入する理由~効果や口コミ・私の評価から徹底検証~check!
フィンジアとプロペシアの価格比較
フィンジアの価格
フィンジアは本体価格12,800円ですが、定期コースを利用すると、もっと安く購入できます。
最安値は「3本セットの定期コース」送料無料、1本あたり8,966円!単品購入よりも4,000円ほど安くなります。
育毛剤は日常的に利用するものなので、買い忘れる心配のない定期コースもおすすめ。
プロペシアの価格
プロペシアは個人輸入もあり、クリニックで処方してもらうよりも安く購入できます。
個人輸入は便利な代行サイトが多くあり、簡単に手に入ります。
個人輸入では平均5,000円前後、代行サイトによって価格は違います。
ただ、プロペシアは医薬品なので、AGAクリニックなどで処方してもらうほうが安全です。
AGAクリニックなら、診察料などが加算されて、11,000円以上は必要。
価格比較まとめ
フィンジア | プロペシア | |
---|---|---|
本体価格 | 12,800円 | 約5,000円 |
定期コース | 9,980円 | – |
定期コース(セット) | 8,966円 | – |
プロペシアは、個人輸入で安く購入できますが、すべて自己責任となります。
プロペシアは副作用のリスクがあるので、AGAクリニックで専門医の指導のもとで使用するのが安全です。
フィンジアとプロペシアの返金保証比較
フィンジアは全額返金保証制度がある
フィンジアには、「全額返金保証制度」があります。
この制度を利用すると、使用済でも体質に合わなければ返金可能。
通常の返品制度は、未開封が必須であることが多いですが、フィンジアの全額返金制度なら、開封済みでも問題なく返品できます。
「全額返金保証制度」にはつぎのいくつかの条件があります。
- フィンジアの初回購入品
- 商品到着から30日以内
- 3本セットの2本目は未開封
つまり、初めてフィンジアを購入する人限定のサービスということ。
3本セットの返金はちゃんと3本分返ってくるので安心です。ただし3本セットの場合は、2本目以降を開封してしまうと利用できません。
通常の返品制度もありますが、こちらは商品到着から7日以内で、未使用・未開封でなくてはいけません。2回目購入以降に返品したくなったらこちらを利用しましょう。
返品時の送料と返金手数料は購入者負担となります。
プロペシアには返金制度はない
プロペシアには、返金保証制度はありません。
病院で処方された医薬品は、基本的に返金されません。
【参考元:http://hhp.umin.ac.jp/pdf/N-20050127.pdf】
個人輸入で購入した場合、返品の手続きはとても大変です。税関に対して、5通以上の書類を提出し事前検査を受けなくてはいけませんし、その後も複雑な手続きを要するので現実的ではありません。
【参考元:http://www.customs.go.jp/tsukan/iyakuhin.htm】
それに、個人輸入の場合は副作用が起きた場合の保証もありません。
返金保証比較まとめ
返金保証制度はフィンジアの勝ち!
肌に合わない場合や、使用感に満足できない場合に、手軽に返金してもらえるのは嬉しいサービス!
手厚い「返金保証制度」を利用できるのは、フィンジアです。
フィンジアとプロペシアの併用はありか?
フィンジアに併用して問題ある成分はありません。他の育毛剤やプロペシアとの併用は問題なし!
プロペシアの主な効果は「抜け毛の抑制」。「髪の成長を促す育毛剤」と併用することは、理に適った良い方法です。
プロペシアで抜け毛を抑制し、フィンジアで育毛する方法はあり。
AGAクリニックでは、プロペシアとミノキシジルの併用をすすめることが一般的。しかし、どちらも医薬品なので副作用のリスクはあります。
ミノキシジルの副作用が心配な人は、フィンジアと併用の方が安全性が高くオススメです。
まとめ
プロペシアの「抜け毛を抑制」する効果は臨床試験で98%!
しかしプロペシアは、副作用の症状が何年も続く可能性があります。男性機能に関する副作用でこのような傾向が強く、将来子どもが欲しいと考えている人は、使用を慎重に考えなくてはいけません。
副作用を考慮しても、いきなり医薬品治療ではなく、まずは育毛剤のフィンジアから試してみては?
また、プロペシアの注意点は「AGAによる抜け毛にのみに効く」という点。AGAは40代以降に発症することが多く、20代~30代でAGAの比率は10%前後。
若い人の薄毛はプロペシアではむしろ改善しない場合が多く、頭皮環境や血流改善で総合的な育毛をするなら、断然フィンジアが効果的です。