フィンジアとDeeper3D、どちらを選ぶかで悩んでいませんか?
最近人気の成分「キャピキシル」配合の育毛剤ですが、それぞれの特徴をよ~く調査。さまざまな面から比較してみました!
フィンジアとは?
フィンジアとは、2015年の夏に発売した「キャピキシル」配合の育毛剤。
まだ発売まもないですが、使用者からの評判が良いため、すぐに売り切れてしまうほど人気な商品です。リピーターが多くいることからも、その育毛効果には期待が持てます。
製造メーカーは、薬用プランテルでお馴染みの株式会社ユーピーエス。実績のあるメーカーなので信頼感はバッチリです!
キャピキシル配合というだけではなく、新成分「ピディオキシジル」が配合。浸透力を高める「ゲートアクセス理論」を使用するなど、すきのない成分にも注目の育毛剤です。
Deeper3Dとは?
Deeper3Dも、根強い人気がある育毛剤です。フィンジアより早い時期からキャピキシルに注目していたという実績があり、キャピキシルの歴史においては一枚上手。東急ハンズにも置いてあるので、知名度はこちらが上かもしれません。
Deeper3Dの強みは、なんといっても髪を生やす力。キャピキシルだけでなく、なにやら凄そうな成分も豊富に配合されています。
- 成長因子(グローズファクター)
- モンゴロイド3大伝承成分
ただ、キャピキシル配合育毛剤が充実してきた今となっては、強気な価格設定のせいで手に取りにくい商品となってしまっています。
他の育毛剤とおなじくらいの価格になれば、さらに人気がでそうな育毛剤ですね。
フィンジアとDeeper3Dを徹底比較
まずは成分比較!それぞれの注目成分と育毛効果!
フィンジアもDeeper3Dも、育毛効果には絶対の自信を持っています。
効果の違いがある?
一つひとつの成分を見比べてみると、どうやら期待できる効果には違いがあるようです。
共通成分
ここでは、発毛促進の「攻めの成分」と、抜け毛を防ぐ「守りの成分」という視点から両者の成分を調査!育毛効果を徹底に比較してみました。
キャピキシルの攻めの効果
キャピキシルは、髪の成長力をアップさせる高い効果が期待できる成分です。
その育毛効果はミノキシジルの3倍!
キャピキシルを開発したメーカーによる実験では、キャピキシルにより毛母細胞の成長スピードが156%アップ。一方でミノキシジルは52%アップにとどまっています。発毛を促進する攻めの効果はかなり高そうですね!
毛母細胞へ良い刺激を与えることで、成長期の髪が増え、休止期の髪が減るという効果があることも実験によりわかっています。
どんどん減少していく成長期の髪が、キャピキシルの効果によって13%増加!逆に休止期の髪は29%減少。
キャピキシルの守りの効果
キャピキシルには、さらに、抜け毛を抑える守りの効果もあります。
抜け毛を増やすメカニズムには、5αリダクターゼという酵素が大きく関わっていますが、キャピキシルはこの酵素の活性を抑える効果があります。
しかも、タイプⅠとタイプⅡの両方に効くという強力っぷり!
あのプロペシアでさえ、5αリダクターゼの抑制効果はタイプⅡだけ。効果の範囲ではキャピキシルの方が優れているようです。抜け毛に対してとても高い効果が期待できますね。
ただ、キャピキシルはフィンジアとDeeper3Dの両方に配合されています。
配合濃度は、両者ともに5%なので効果に違いはありません。両者の違いが大きく出るのは、他の成分ということですね。
フィンジアの攻めの成分:ピディオキシジル
フィンジア配合成分の2枚看板は、「キャピキシル」と「ピディオキシジル」。
ピディオキシジルの育毛効果はミノキシジルと同等と言われています。
その理由は簡単、ピディオキシジルはミノキシジルの欠点を改良して生まれた成分だから。そのため化学式はほとんど同じです。
改良されたというだけあって、育毛効果はミノキシジルと同等なのに、副作用のリスクはほとんどないとされています。
もちろんピディオキシジルの効果も、実験と臨床試験の両面から証明されています。
ピディオキシジルの実験データ
まずは、実験で証明された効果から紹介します。環境ストレスなどによって落ち込んだ、繊維芽細胞の活性を回復させる実験です。
ピディオキシジルとミノキシジルは同じくらいの効果ですね。また、休止期の毛を成長期へと移行させる効果もミノキシジルと同じくらいです。
【出典元:http://www.slideshare.net/Kumarorganicproducts/kopyrrol-pyrrolidinyl-diaminopyrimidine-oxide】
ピディオキシジルとミノキシジルを比較した実験では、ハッキリと同等の効果が見て取れます。
それどころかグラフをよく見てみると、ピディオキシジルの方が効果が高いようにも見えます!
ピディオキシジルの臨床試験データ
実際に人に対しておこなった臨床試験の結果も凄いです!
- 成長期と休止期の比であるA/T Ratioは1.5倍に増加
- 頭皮の髪の密度は1.6倍にも増加
人の髪で実際に効果がでているとなると、期待感は高いですね。
【出典元:http://kumarorganic.net/products/hair-care-ingredients/】
これらの効果は、0.5%濃度でのものですが、フィンジアには2%の高濃度で配合されています!
これだけの高濃度で配合されているのはフィンジアだけです!
フィンジアの守りの成分:ヒオウギエキス
フィンジアのヒオウギエキスには、抜け毛を防く効果が期待できます。ヒオウギエキスの主成分は、ベラムカンジン、テクトリジン、イリジン。これらの正体はイソフラボンです。
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じような構造をしていることで知られています。そのためエストロゲンと同様に、男性ホルモンの活性を抑える作用があります。
また、男性ホルモンを薄毛の原因となるDHTへと変換する、5αリダクターゼ。これの阻害効果も持っています。
国立がん研究センターによる「血中イソフラボン濃度と前立腺がん罹患との関連について」というレポートの中でも言及されています。
【参考元:http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/336.html】
ヒオウギエキスのイソフラボンは、大豆のイソフラボンよりもエストロゲンに似た構造をしているという特徴があります。そのため、肌からの拒絶が少なく、浸透力が高いというメリットもあります。
カプサイシンとの相乗効果
イソフラボンはカプサイシンと同時に使用することで、成長因子IGF-1の分泌を促す効果もあります。
DHTの作用によるIGF-1の減少が抜け毛の要因といわれているので、この効果も抜け毛防止には重要なポイントですね!
【出典元:http://kclinic.co.jp/remedy/mechanism/detail.php?id=564&page=1&position=0&max=1&limit】
もちろん、カプサイシンもフィンジアに配合されています。
Deeper3Dの攻めの成分:8種の成長因子
Deeper3Dには、8種類の成長因子が配合されています。
これらの成分に期待できるのは、毛母細胞活性化!
髪を作り出すための細胞分裂を促進し、髪を成長させる効果が期待できます。成長因子は髪だけでなく、体全体の成長に欠かせない成分。
成長因子を含む育毛剤はそれほど珍しくないですが、8種類も配合しているのは、おそらくDeeper3Dだけでしょう。
ヒトオリゴペプチドの効果
Deeper3Dの8種の成長因子のなかでも、ヒトオリゴペプチドの効果は有名です。
ヒトオリゴペプチドは発毛促進因子とも言われ、日本EGF協会による臨床試験では、男性の70%以上に髪の改善が見られるという結果がでました。
【参考元:http://egf-association.jp/fgf-7.htm】
成長因子は効果が高い成分ではありますが、扱いがとても難しいという欠点があります。成長因子はその活性を保つのが難しく、せっかく育毛剤に配合していても、徐々にその活性が落ちていきます。
乳酸菌が生きて腸に届かないと意味がないように、成長因子も生きて頭皮に届かないと効果がありません。
その点では、Deeper3Dの成長因子の効果には少し懸念が残ってしまいますね。
Deeper3Dの守りの成分:モンゴロイド3大伝承成分
モンゴロイド3大伝承成分とは、モンゴルに古くから伝わる育毛成分です。これらは、モンゴル人に薄毛が少ないことに注目し発見されました。
- イラクサエキス
- ユッカ根(サボテン)エキス
- シーバックソーン(サジー)
これら3つの成分に期待できるのは、頭皮環境の正常化です。
アミノ酸やミネラル、ビタミンが豊富に含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用、血行促進作用もあり、髪が抜けにくい頭皮を目指す人にピッタリです。
頭皮環境がよくなることで、育毛成分がしっかり浸透するなどの、他の成分をサポートする効果にも期待が持てます。ただ、ヒオウギエキスのDHT抑制効果と比べると、抜け毛防止の力は弱いと言わざるをえませんね。
つまり2つの違いは?
成分比較まとめ
ということから、「攻めの成分」と「守りの成分」を比べてみると
「攻めの成分」は、ピディオキシジル配合のフィンジアの勝ちです!
8種の成長因子も魅力的ですが、活性がどれほど残っているかという点に、やや不安があります。
「守りの成分」も、ヒオウギエキス配合のフィンジアの勝ちです!
モンゴロイド3大伝承成分とヒオウギエキスでは、期待できる効果が全然違うように思います。守りの成分では、フィンジアの圧勝ではないかと思います。
フィンジアとDeeper3Dの副作用比較!
フィンジアの副作用
フィンジアの成分に、副作用のリスクが高いものはありません。
キャピキシルは医薬品のような化学合成されたものではなく、天然の植物からも抽出される成分なので安全です。
ピディオキシジルは、頭皮よりも敏感な、まつげ用の美容液としても利用されることからも副作用などの心配はほとんどありません。
その他の成分も天然由来の成分が多く、アレルギーなどを持っている人でなければ、肌の異常が起きることもないと思います。
Deeper3Dの副作用
Deeper3Dも副作用のリスクはほとんどありません。
キャピキシルについては、フィンジアと同じで安全です。8種の成長因子は体内で分泌することもある成分なので、こちらも安全性については問題ありません。
モンゴロイド3大伝承成分は、古くからモンゴルで利用されてきた成分です。長年使われた実績があり、副作用はおきにくいと思います。
どちらも副作用のリスクはほとんどない
このように、フィンジアもDeeper3Dも副作用の心配はありません。
したがって、副作用については引き分け!
フィンジアとDeeper3Dの価格を比較!
どちらも最安価格で購入するため、定期コースでの価格を比較します。
- フィンジアの価格は9,980円で、内容量は50ml。
- Deeper3Dの価格は13,360円で、内容量は60ml。
内容量に少し差がありますが、どちらも約1ヶ月分。フィンジアとDeeper3Dの差をまとめたのが下の表です。
フィンジア | Deeper 3D | |
---|---|---|
1ヶ月あたり | 9,980円 | 13,360円 |
内容量 | 50ml | 60ml |
1mlあたり | 199.6円 | 222.7円 |
Deeper3Dの方が内容量が多いとはいえ、それ以上に価格が高いですね。
1本当たり4,120円も差があると、1年間では約50,000円も差がでてきます。
さすがにこの差は大きいですよね。Deeper3Dを6本まとめ買いすることで、1本あたり10,395円まで安くなりますが、それでもフィンジアより高いまま。
6本まとめて62,370円というのも、一度に払うとなるとかなり高額なので、なかなか手を出しにくいです。
しかも、Deeper3Dの成長因子は時間がたつにつれ活性が弱くなるので、買いだめはしないほうがいいですね。
長時間放置することで、効果が弱くなってしまいます。せっかく安く購入できても、育毛効果が弱まってはダメです。
ということで、価格はフィンジアの勝ちです!
フィンジアとDeeper3Dの返金保証制度を比較
フィンジアとDeeper3Dの両方とも全額返金保証制度があります。使用して満足できなければ、購入代金が戻ってくるので安心です。
ただし、フィンジアとDeeper3Dの制度にはほとんど違いはありませんが、返品期間にすこし違いがあるので、注意が必要です。
フィンジア | Deeper3D | |
---|---|---|
返金保証期間 | 30日間 | 14日間 |
期間で言えば、圧倒的にフィンジアの方が長いです。長く使ってみないと効果の有無を判断できないので、期間は長いにこしたことはないですね。
それに、Deeper3Dは本体を開封していると返品できない点もマイナスポイント。
特典として付いてくる「Deeper3Dの10mLミニボトル」を使ってみて満足できないときだけ、返品できるという仕組みになっています。
10mLでは5日くらいしか使えないので、効果をちゃんと確認できませんね。このようなDeeper3Dの制度は、すこし不親切に感じてしまいます。
よって、返品保証の比較でもフィンジアの勝ちです!
フィンジアとDeeper3Dの使用感を比較
使い心地
使用感に大きな違い?
そうなんです。フィンジアとDeeper3Dでは使用感に大きな違いがあります。その違いというのが塗布方法。フィンジアはスプレーノズルですが、Deeper3Dはスポイトタイプです。
▼フィンジア
▼Deeper3D
個人的にはフィンジアのスプレータイプの方が便利だと思います。
ワンプッシュで塗りたい部分に適度な量を塗布できて便利です。しかも勢いがあるので、変に液ダレしないので使いやすくて好みです。
Deeper3Dのスポイトタイプは使いにくさもそうですが、衛生面が一番の懸念ですね。スポイトは使うごとに本体に戻すので、その時にスポイトの先端を薬液に浸さなくてはいけません。
スポイトの先端に雑菌が繁殖してしまわないように、頭皮に触れないように使わなくてはいけません。
正直、スポイトはかなり使いにくいです。
塗り心地
これは人によって好みが分かれると思いますが、Deeper3Dの方がサラサラで、フィンジアにはほんのちょっとだけ粘りを感じます。
サラサラだと、額に垂れてくるので気をつけなくてはいけませんし、粘りがあるとベタつきが不快に感じる人もいるかもしれません。
これに関しては、一長一短なので、優劣は付けられませんね。
におい
どちらも、かすかに匂いがありますが、嫌な匂いではありません。
どちらもスッキリしたさわやかな香りなので、好きな人もいるかもしれません。どちらかというと、Deeper3Dの方が匂いが強いように思いますが、微々たる差なので問題ないと思います。
色
フィンジアは無色透明ですが、Deeper3Dにはピンク色がついています。
かなりハッキリとした色なので、うっかり垂れてくると人目が気になるかもしれません。この色はビタミンB12由来なのでしょうがないですが、すこし注意が必要ですね。
これらのことから、使用感はフィンジアの勝ちです!
フィンジアとDeeper3Dの浸透力を比較
浸透力については、フィンジアには「ゲートアクセス理論」がありますが、Deeper3Dには特になにもありません。
ということで、浸透力はフィンジアの圧勝です!!
「ゲートアクセス理論」は、カプサイシンの力で頭皮のゲートを開き、薬液の浸透力を向上させる理論です。
これは、カプサイシンの発刊作用を応用したもので、年齢とともに固くなる頭皮の奥へ、成分を届かせる効果が期待できます。
カプサイシンを使うので、頭皮への刺激が心配ですが、問題ありません。使用者の口コミを見ても、敏感肌の人でもトラブルなく使えています。
口コミ・評判比較
フィンジアとDeeper3Dはよく比較されます。そのため、個人ブログでも比較している記事が多く、なかなか参考になります。ここで、少し紹介したいと思います。
他の方の意見も参考に、どちらが買いなのか判断してみてはいかがでしょう。
まとめると、5勝0敗でフィンジアの勝ちとなりました。Deeper3Dに期待されていた方にはすみません。
キャピキシルの最新育毛剤と一番古い育毛剤ですので、やはりどうしても新しい方が有利となるようです。
Deeper3Dについてフォローをすると、公式HPでは成分についてはやはり根拠のあることをしっかりと書かれています。キャピキシルの効果をしめしたPDF(英文ですが)をダウンロードできるなど説得力があり、企業の信頼度としては高いメーカーです。
【出典元:http://xn--ncka4a4h2c6b2111bqs2b0bav744a756a.xyz/finjia-deeper3d.html】
あとから発売された育毛剤の方が、イイトコどりできる分、有利なのはどこも同じですね。ただし、Deeper3Dはリニューアルでリデンシルを配合してきました。
リデンシルの実績はまだまだないので、今後が楽しみな成分と言えるでしょう。(ピディオキシジルは韓国など、海外ですでに商品化されている実績があります)
フィンジア、deeper3d共に行くも成分は、育毛業界を賑わせているキャピキシルも配合されています。
キャピキシルはDHTと言われているハゲの要因を引き起こしている5αリダクターゼという物質を抑制し、わたし達の髪を脅かしている男性型脱毛症を予防する効果が高いと言われている成分です。
そしてフィンジアには独自に開発に成功したSPEテクノロジーにより、今までにない育毛効果が見込まれています。
こうした育毛要素を見ても、フィンジアがdeeper3dより育毛効果の材料が多い分、1歩も2歩もリードをしていることが見て取れるようです。
おそらく、ピディオキシジルやヒオウギエキスなどの育毛成分を指していると思います。育毛に詳しい人が知っている実績のある成分は、やはり信頼につながります。
成分面、価格面、保障面、すべての面において、間違いなくフィンジアの方が上かと。個人的には、むしろDeeper3Dで効果がなかった人も、フィンジアを試してみてもいいと思います。
やはりフィンジアはピディオキシジルもそうですが、浸透力が他の育毛剤とは桁違いだと感じます。
せっかく良い成分がいくら配合されていても、浸透しなければ意味ないですからね。
フィンジアのカプサイシンを使用した浸透技術は好評のようです。浸透力は頭皮の汚れにも左右するので、さらに浸透力を上げたいならシャンプー後に行うのがベストですね。
まとめ
フィンジアとDeeper3Dを7つの観点で比較した結果は、
フィンジアの勝ちですね( ´∀`)
副作用が引き分けだったこと以外は、すべての面でフィンジアが勝ってしまうという結果になりました。もちろん、Deeper3Dもキャピキシル配合の良い育毛剤なので、使用しても十分効果は期待できます。
しかし、一つひとつを徹底的に比較すると、ほとんどの面で、フィンジアの方が良いという結果になりました。
育毛剤の効果は、体質にも影響されるので、実際にどちらが効果が高いとは一概に言えませんが、まず買うならフィンジアで決まりです!