フィンジアは新育毛成分「キャピキシル」を配合した人気の育毛剤ですが、50代にもなるとAGAが進行しているので、効果はあるのでしょうか?
そこで、フィンジアは50代でも効果があるかみていきます。
フィンジアが50代でも効果があるかは人による
いきなり結論! 年齢に関係なくフィンジアは効果を発揮します!
ですから、50代でも十分効果が出る人もいれば、出ない人も。なぜそのようなことになるのでしょうか。
薄毛がそれほど進行していない人には◎
まず、あなたの周囲を見渡してみてください。還暦でもハゲてない人もいれば、30代でAGAがかなり進行しちゃってる人もいます。
AGAの進行度は年齢に関係なく、早期に発症すれば若くても進行しますし、遺伝的にAGAにならない体質の人ならばハゲません。
重要なのは年齢よりも、AGAの進行具合!
AGAは症状が進行すると徐々に毛根が弱まり、最終的には死滅してしまいます。育毛剤は、毛根が元気であれば効果が出やすいのですが、毛根が弱った状態だと効果が出にくいのです。
「抜け毛が増えて気になってきたなぁ~」のレベルまでがフィンジアの効果が望める範囲。
このレベルだと、毛根はまだ弱っていないので効果は十分期待できます。
サザエさんの父、波平さんは前頭部や頭頂部の毛根は完全に死滅していますので、もはや植毛かiPS細胞の毛髪再生か…フィンジアでは無論無理!
50代のAGA発症率は44%と高い
そもそも、AGAとはどういう病気?
それは、男性ホルモン由来物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)によって、頭髪の脱毛が促進されてしまいます。DHTは体毛を濃くしたり、体を筋肉質にしたりするなど、男性らしい体を作るためにはなくてはならないもの。
ただ、困ったことに頭髪を薄くする働きも持っているのです。
DHTによって脱毛を促進させる成長因子FGF-5が増えてしまうことが、その原因だとされています。
それぞれの年代における男性のAGA発症率は参考資料の通り。
AGAの発症率は年齢とともに高くなります。
50代は44%はAGAを発症。このうち20~30代ですでにAGAを発症している方はAGAがかなり進行しているので、フィンジアでは手に負えません。
しかし50代になってからAGAを発症した人は、症状があまり進んでいませんので、フィンジアに期待がもてます!
AGAに対抗するフィンジアの成分
フィンジアは、AGAに対抗する成分が多く含まれています。
成分の一部を説明します。
ビオカニンA
フィンジアに含まれている育毛成分・キャピキシルの成分のひとつ。
アカツメクサ花エキスに含まれ、DHTの生成を抑制する効果があります。
男性ホルモンからDHTを生成するために「5α-リダクターゼ」という酵素の働きが必要なのですが、ビオカニンAはこの酵素の働きを抑えることでDHTの生成を抑え、抜け毛を減らしているのです。
ヒオウギエキス
実は男性の体内でも女性ホルモンは分泌されており、この女性ホルモンの働きを強めることでDHTの働きを抑えてくれるのがヒオウギエキス。
女性ホルモンには毛髪の成長を促す効果があり、これによってDHTの脱毛効果を抑えられます。
ピディオキシジル
「ピディオキシジル」は「ミノキシジル誘導体」!
誘導体とは、ある化合物をもとにして元の化合物の性質を変えない程度に改良した化合物のこと。両者はほぼ同じ性質。
効果は医薬品「ミノキシジル」と同様、頭皮の血管を拡張することで血流を良化させ、毛根に十分な栄養を与えて発毛を促すというものです。
「ミノキシジル」との違いは、「ピティオキシジル」には副作用がないことが最大のメリット!
薄毛が進行している人はAGAクリニックに行こう
期待の高いフィンジアですが、あくまで化粧品に分類される育毛剤で、医薬品ではありません。
進行してしまった薄毛の方は、医療機関の受診をおすすめします。
AGA治療が専門のクリニックを受診しましょう。AGA治療専門のクリニックをおすすめする理由を説明します。
薬の力で本気の発毛!
AGAが進行し、毛根がかなり弱ってくると、フィンジアでは効果が出ません。
しかし、現在は専門医による効果的な治療が受けることで、頭髪復活の望みが出てきます。
医療機関で使用される「フィナステリド」と「ミノキシジル」というAGA治療に有効な薬剤を用いて治療します。この薬剤は日本皮膚科学会でも使用を推奨しています。
「フィナステリド」と「ミノキシジル」とはどういう薬なのでしょうか?
フィナステリド
もともと、AGAと同様、DHTが原因で起きる「前立腺肥大症の治療薬」として開発された薬剤。
AGA患者に投与したところ抜け毛の減少が確認されたため、AGAの治療薬としても使用されるようになったのです。
ED(勃起障害)や抑鬱症状など、深刻な副作用が問題の内服薬。
ミノキシジル
もとは「高血圧患者の血圧を下げるための血管拡張剤」として開発された薬剤。
この水溶液を頭皮に塗布したところ、頭皮の血管が拡張されて血流が良化し、丈夫な頭髪が生えてきたため、AGAの治療薬として転用されました。
医薬品として市販されている「リアップ」の成分に配合されていることで有名。
頭皮のかぶれや湿疹といった副作用があることが確認されています。
どちらも個人輸入が可能ですが、副作用や偽商品が出回っているなどさまざまなリスクの高い薬剤。その点、AGAクリニックは副作用対策のノウハウは豊富、万が一副作用が起きたときでも適切に対応してくれます。
副作用対策できる!これが本気で薄毛を克服するために、AGAクリニックを推す理由です。
おすすめのAGAクリニック
最近ではAGAクリニックも増えてきましたが、その医療技術は正直なところさまざまです。
本当にオススメできるAGAクリニックをご紹介します!
銀クリ
正式には「銀座総合美容クリニック」、利用者からの評価が高いAGAクリニックですが、診療所は東京・銀座に1つだけです。
つまり、利用者からの評価は必然的に同じ診療所のものとなり、それだけレビューに信頼性が増すということ。
他のAGAクリニックの中には複数の診療所を設けているところもありますが、この場合、同じ名前でも診療所によって違いがあるため、利用者レビューの信憑性が落ちてしまいますが、銀クリにはそうした心配がないというわけ。
また、内服薬治療の効果が思わしくなかった場合、頭皮に成長因子を投与する「育毛メソセラピー」という、さらに高度な治療を行います。
【出典元:https://www.gincli.jp/index.html】
銀クリは、「育毛メソセラピー」の費用が安い!
育毛メソセラピーの費用は、1回あたり税込19,440円。
他の医療機関は30,000~100,000円近くするケースもありますので、銀クリは破格値といっていいでしょう。
ヘアメディカル
AGAクリニックグループ「ヘアメディカル」は、東京、名古屋、大阪、福岡の四大都市圏に診療所を構えています。
業界では老舗、17年間で150万人の実績!
治療や薬の副作用に対するノウハウも、これだけの実績があれば心配することはありません。
【出典元:http://www.hairmedical.com/】
AGA治療の医療費は健康保険の対象外なので、医療機関によって違っていますが、ヘアメディカルは月平均3万円と良心的です。
また、高額ローンを組んで治療を受けるコースを設定していないため、利息でお金を無駄にすることもないでしょう。
ヘアメディカルは基本的に薬治療のみで、余計なオプションを無理に勧めることはありません。
AGAクリニックの中には薬治療で結果が出なければ、高価な育毛メソセラピーを勧めてくるところもありますが、ヘアメディカルは営業は一切行わないため、信頼できます。
まとめ
フィンジアは効果的な育毛剤ですが、薄毛が進行してしまった人には効果は発揮されません。
50代でも、効果が期待できるケースもあれば、効果のないケースもあるということが分かっていただけましたか?
もしフィンジアの効果が思わしくないようでしたら、あきらめる前に思い切ってAGAクリニックに相談してみてはいかがでしょうか。
少なくとも、ここで紹介したAGAクリニックには期待してください!