「プロペシア」は代表的なAGA治療薬として高い評価を受けている育毛薬。

DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑え、脱毛を防ぐ作用を持ちます。この効果の高い評価を利用して悪徳業者が儲けようと、「偽プロペシア」を売りさばいているようです。

見た目がほとんど本物と同じような、精巧に作られた偽物がネットの個人輸入代行サイトを経由して国内で出回っています。

偽物と見分けがつかず、知らずに服用してしまうと健康被害が起こり得ます。

事故を防ぐため、今回は偽物を見分ける方法について解説します!

プロペシアの偽物はこんなところに!

プロペシアは、半年~1年以上と長期間に渡って服用し続けるものです。その間の経済的な負担も重なり、ネットで今より安く買えるサイトを探し始めます。

安く買いたい!

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気軽な気持ちで検索すると、処方薬の半分以下の安値で販売するサイトがたくさん見受けられます。

ちょっと安すぎる気もしつつ、「プロペシアと表示されているし…」と思ってネット購入すると、これが全然効かない偽物だったのです。

プロペシアの偽物はこんなもの!

偽物は本物をまねて同じような形をしているものもあれば、ひと目で違うとわかるものもあります。

偽物の特徴は以下ようなもの。

  • 有効成分のフィナステリドが含まれていない
  • 有効成分の量が多すぎる
  • 有効成分の量が少なすぎる
  • 雑菌や有害な物質を含んでいる

ぱっと見ただけでは、何がどれだけ入っているかわからないので、判断しづらいものもあります。

偽物と知らずに購入し、服用した本人に健康被害が起きるだけでなく、プロペシアの場合、包装が不十分なだけで、大切な家族の健康を害してしまう恐れがあるのです。

なぜならプロペシアは、妊娠中や授乳中の女性が間違って触れるだけでも、胎児や赤ちゃんの生殖器に影響が出るといわれている薬剤です。

得体のしれない有害物質で体調が悪くなっても、対処方法がわからずに手遅れになる恐れもあり、個人輸入の医薬品での健康被害は「副作用救済制度の対象外」で何の保証も受けられません。

救済制度対象外!

[厚生労働省の輸入医薬品に対する注意喚起文書より抜粋]

日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品については、それを適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合に、その救済を図る公的制度(医薬品副作用被害救済制度)があります。しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。
【出典元:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/

プロペシアの本物とは!

本物の「プロペシア」は1つだけですが、実は製造工場が世界にいくつかあり、諸外国向けに仕様を変えて出荷しているため、パッケージが違っています

日本国内ではMSD社(旧萬有製薬で、Merck社の100%子会社)が製造販売、パッケージは日本語表記。

m160718_5【出典元:http://www.aga-ed.jp/aga-remedy/

海外ではMerck社の現地法人が製造し、ニュージーランド版、イギリス版というように販売先によって違う仕様になっています。

外装がさまざま!

このように、仕様の違う本物が複数存在する事情があります。このため、素人が海外のプロペシアを見ても「本物と偽物」を区別しづらいのが現状です。

本物のプロペシアはこうやって見分ける!

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本物のプロペシアの見分け方があるのか?!

ポイントは次のような点です。

見分け方その① 購入先の信頼性は

まともな商品を扱っている、信用のある会社かどうか次の項目で確認できます。

クレジットカードで決済できるか

振込や代引きのみのサイト。

経営基盤がしっかりしていない業者は、クレジットカード会社が相手にしないので、カード決済できません。

連絡先ははっきりわかるか

問い合わせ先の電話が記載されているか。

怪しい業者の連絡先はあいまいです。

メールアドレスはフリーメールでないか

匿名性が高く、通信先の特定が難しいということは信用がないので、ネット上で仕事をする人は普通使いません。

見分け方その② 製造国の認可はあるか

対象のプロペシアがFDA、TFDA、KFDAといった各国の保健機関から承認(医薬品、医薬部外品など)をうけているか確認。

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本物なら製造国の現地法人が承認を取っているはず。

返事がなかったり、あいまいなことを言う業者であれば、偽物を扱う業者かもしれません。まともなら認証マークや照明データを送信してくることもあります。

見分け方その③ 成分鑑定しているか

薬品を輸入販売する業者であれば、業者自体が偽物に引っかかってしまう危険性もあります。

安全な商品を取り扱うため、業者が「製造元に鑑定書を要求」または「自主的に鑑定機関を使って成分鑑定」を行い、検査証を表示しているサイトもあります。

見分け方その④ 価格は安すぎないか

正規品のアメリカ製で約5,000円~程度。これより大幅に安ければ要注意!

見分け方その⑤ その他

参考程度ですが、次のような方法でも見分けられます。

水に溶かす

本物のプロペシアは多少さわっても、成分が手に付着しないようコーティングされています。

水に溶けますが、溶け方が偽物とは違うようです。

パッケージの言語に注意

製造国と表示言語に矛盾がないか注意して確認しましょう。

例えば製造はイギリスなのに、中国語で表記されているとおかしいですね。

自分で検査機関に出す

なかなか自分でできることではありませんね…信用できる業者を探しましょう。

本物のプロペシアはクリニックで手に入れる!

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偽プロペシア業者も、だまそうして販売しようと必死です。今よりもっと巧妙な偽物が出てくると、区別さえできません。

確実に本物を手に入れたければ、やはり専門のAGAクリニックでの処方が一番安心。

評判のいいクリニックは各地にあります。

東京近郊なら「銀座総合美容クリニック(通称銀クリ)」

それ以外の方は「ヘアメディカルグループ」がおすすめ。

クリニック① 銀座総合美容クリニック

AGAと薄毛治療の専門クリニック。

無料カウンセリングから始まり、費用が明示されているので長期治療でも不安なく通院できます。

再診料は無料!(薬代のみ)

プロペシアと診療で7,560円。

通販と大差ない費用で診察・相談ができるので、偽物の心配なく治療が続けられます。

銀クリAGA.comはこちら

クリニック② ヘアメディカルグループ

発毛治療専門クリニックで、名古屋、大阪、福岡にあり、近辺の人にはこちらが便利。

無料カウンセリングで相談のうえ、費用を含めた治療計画が決められます。

豊富な治療実績があり、生活習慣の改善指導まで含んだ総合的な薄毛治療で、600パターンの処方から最適のものを一人ずつに適用します。

16年間で135万人!

こちらはプロペシアと診察で約13,000円。

ヘアメディカルのHPはこちら

偽のプロペシアをつかまないために

「海外製プロペシア」の人気が高い理由は価格が安いこと。

値段が安いことはとても魅力ですが、その分大きな危険を併せ持っています。

偽プロペシアを買わないようにするためには、何よりも正規の流通ルートに乗ってきたプロペシアを選ぶことです。

そのためには取扱会社の見極めが大切!価格だけではなく信用度や顧客対応力などをしっかりチェックしましょう。

プロペシアは副作用の可能性を併せ持っています。専門医のアドバイスが得られる、AGAクリニックを選ぶべきではないでしょうか。