40代になると薄毛の人も増え始め、育毛剤を使っている人も珍しくありません。
身体的な変化が現れやすい年代ですから、今までと同じような生活をしているだけだと、薄毛が更に進行してしまうかも!?
この記事の目次
40代のAGAになる確率は32%!
AGAは年齢を重ねるごとに、その割合は増えていきます。まず下記の表をみてください。
40代は32%が発症。
およそ3人に1人ぐらいですから、「自分の友達がハゲてきた」なんて事もあるのでは。さらに50代になると44%、60代になると51%です。
40代はハゲるか、髪の毛をキープできるのか、分かれ目とも言える年代ですね。
40代薄毛の原因はAGEとAGA!
AGAではなく、AGEを知っていますか?
AGEはタンパク質と糖が結合してできた、老化の原因となる物質のことです。40代になると、このAGEが増えてきます。血液中に存在するブドウ糖。そのブドウ糖とタンパク質が結合することで、AGEが産生されてしまいます。
AGEは毒性があり、老化を促進してしまう身体にとって害となるもの。
放置しておくと、薄毛や白髪が増えてきたり。最悪の場合、認知症や心筋梗塞、骨粗しょう症といった病気を発症してしまうこともあります。
AGEができやすい体の状態だと、活性酸素もできやすくなっています。活性酸素が増えてしまうと、男性ホルモンと結合してしまう可能性も高まります。それによって薄毛が更に進行してしまう・・・。
AGA発症率は40代で32%ですから、身近な問題として、ケアしていく必要があります。でもAGEもAGAも防いでくれるなんて、あまり耳にしません。
そんな育毛剤ある?
チャップアップは40代AGAを抑える効果はある?
AGEを防ぐ成分
AGEを体に滞留させないためには、下記のようなことが必要です。
- 血糖値を上げない
- コラーゲンを保つ
- 糖化を防ぐ
- 抗酸化作用を与える
AGEを防ぐ対策としてウメ果実エキス、チンピエキス、マロニエエキスが挙げられます。さらにこれらのエキスはAGE以外にもこんな効果を持っています。
ウメ果実エキスで糖化を防ぐ!
またウメ果実エキスには抗糖化作用があるため、髪のコシを守り、切れ毛や抜け毛を少なくします。
[出典元:http://www.shinshu-tlo.co.jp/official/topics03.files/img148_file.pdf]
チンピエキスは髪にうるおいを!
チンピエキスは髪や頭皮にうるおいを保ってくれる成分。
毛髪の研究を行っている大手のアートネイチャーでも、チンピエキスを配合した化粧品が販売されているほどです。
[出典元:https://www.artnature.co.jp/corporation/press/pdf/131018_01.pdf]
アロにエキスで肌の保湿!
マロニエキスは肌の引き締め、保湿効果があります。
また血行促進作用もあるため、頭皮の毛細血管の循環をよくする効果も期待できます。こちらも化粧品として、使われています。
AGAを防ぐ成分
オウゴンエキス
オウゴンエキスは、シソ科の植物でフラボノイドを含有しています。
チロシナーゼ活性阻害効果があるので、頭皮トラブルが少ないことで有名。
例えば消炎作用や抗炎症作用、保湿作用などを兼ね備えているため、頭皮に痛みを感じたり、臭いを発生してしまうこともないんです。AGAの原因物質である活性酸素抑制にも効果があります。
【参考元:http://matsumoto-trd.com/product/pdf/concept/a11.pdf】
ヒオウギエキス
ヒオウギエキスはイリジン、テクトリジンなどを含有し、「フラボン配糖体」と呼ばれています。フラボン配糖体は分かりにくいですが、馴染みのあるもので言えば、イソフラボンと同成分です。
ヒオウギエキスを摂り続けると、エストロゲンが増量します。その結果、男性ホルモンが優位になっている状況を改善してくれます。
ビワ葉エキス
ビワ葉エキスは肌の水分量を改善する効果があります。人間の皮膚は水分が失われ、硬くなっている人ほど角質同士がくっついています。
イメージとしてはミルクレープのような感じ。ミルクレープの1枚1枚の間に、隙間があるような状態が理想的な肌です。
ビワ葉エキスを皮膚に塗布すると、角質細胞間隔が広がることがわかっています。
【参考元::http://www.kose.co.jp/company/ja/content/uploads/2016/03/20150701.pdf】
サプリメント成分
チャップアップのサプリにはノコギリヤシ、フィーバーフュー、亜鉛といったAGA脱毛症に理想的な成分が配合されています。
ノコギリヤシはDHT抑制作用があることでも知られています。フィーバーフューは他の国では薬用成分として用いられるほど、体調回復を促すのに適しているものです。例えば偏頭痛や節々の痛み、喉の痛みなどに用いられます。
フィーバーフューにはパルテノライドという成分が含まれていて、活性酵素の抑制効果が期待できます。
【出典元:http://www.paruteno.com/page_1.html】
いわば、体の中で悪い働きをするものに対する緩衝剤的な役割です。このパルテノライドは食生活では、なかなか得られない成分。サプリメントとして摂取することが多いようです。
亜鉛は食べ物に含まれていることもある成分。有名なところでは、レバーなどがありますね。亜鉛は体に必要な酵素を、維持するために欠かせないものです。例えば皮膚の代謝作用、成長ホルモンの分泌、皮膚粘膜の修復など。
亜鉛は活性酸素を消去してくれる役割もあります。薄毛の人のみならず、人間にとって欠かせない成分と言っても過言ではないです。
既に薄毛が進行していたらプロペシア&ミノキシジルも検討
ここまでは、育毛剤やサプリメントを使った対処法でした。しかし薄毛進行が激しいなら、さらに違う方法を検討したほうがよいです。じゃあ、
何が効くの?
そこで検討したいのが、プロペシアとミノキシジル。どちらも日本皮膚科学会が検証した中で、最高ランクに値する推奨度の評価を受けています。
ただし、ミノキシジルが第1類医薬品、プロペシアに含まれるフィナステリドが医療用医薬品に分類されています。
育毛剤と違って副作用のリスクがあります。それぞれ下記ような副作用が報告されています。
プロペシアの主な副作用
- 胃部不快感
- 性欲減退
- 勃起機能不全
- 射精障害
- 精液量減少
- 精子形態異常
ミノキシジルの主な副作用
- 頭痛
- 多毛症
- 低血圧
- 不整脈
- 胸の動悸
- 皮膚の紅潮
- 手足のしびれ
軽い副作用であれば、気にせず飲んでも良さそうですね。
しかし性的機能の低下など気になる要素も。万全を期するなら、AGAクリニックで血液検査を受けながら服用したり、使用するのが良いでしょう。
副作用の中には、子供への影響が懸念されるもの(精子の減少や精子の形態異常)もあるので、子供が欲しいと思っている人は注意が必要です。将来的に子供が欲しいなら、副作用のことを考え、そこまで医薬品にこだわる必要はないかなと思います。
ミノキシジルと似たような効果があるとされる、キャピキシルやピディオキシジルが入った育毛剤がおすすめです!
有名なところではフィンジアなどがあります。
こちらのほうが安全に使用できて、安心です。
まとめ
40代の薄毛原因について検証してきました。AGEとAGAの両方を意識した薄毛対策が必要です。
どちらにも効果的な
チャップアップ!
チャップアップを使えば、どちらの症状にも対応できます。徐々に効果が見込めるはずです。ただチャップアップはあくまでも育毛剤。すでに薄毛進行が激しい人には厳しいようです。
そういった人はAGAクリニックでの治療のほうが、薄毛改善できる見込めるでしょう。
しかしクリニックは月々3万円ぐらいしちゃうので、そこそこなお値段になってしまいますけどね。試す順番としては、
- チャップアップ
- フィンジア
- AGAクリニック
上記の順番で試してみてはいかがでしょうか。
費用面や安全面を考慮した薄毛対策をしていきましょう。