チャップアップの効果を引き出すには、頭皮の環境を整えて成分が浸透しやすくすることが最も大切。どんなにいい育毛剤でも、ただ漫然と塗るだけでは大した効果は望めません。
チャップアップを使う時、その有効成分の力を最大限に発揮させるには、どんな使い方がいいのでしょうか。
経験上身につけたことを中心に、最大の効果を効率よく引き出す使い方をお伝えします。
チャップアップの使い方はこれが基本
使い方のベースとなる使用説明書。チャップアップに限ったことではありませんが、製造元は一番効果が出る使い方を記載しているはずです。
でも、間違いが起こらないように、慎重すぎる面も見られます。
記載の使用回数や量はかなり多めのようです。
塗るのは集中的に
チャップアップの説明書も同様、慎重すぎるように感じます。
塗り方は「少しずつ全体に塗布する」ように書かれていますが、必要ないところに塗っても無駄なので、ハゲやすい生え際と頭頂部に集中して塗るようにします。
薄毛部分に集中!
さらに後頭部の真ん中あたりがポイント。ここは薄くなりにくい部分ですが、太い動脈があって頭頂部や生え際に血液を供給する源なので、液をつけてよくマッサージします。
プッシュは控えめに
次はプッシュ回数。説明書には30プッシュとあります。
しかし頭全体につかける必要はないので、半分の15プッシュで十分。そうすると1日2回使用して40日から45日くらい持ちます。
全体に塗るとこんなには持たないので、全体に塗って1か月半とか2か月持ったら、それでは使用量不足で効果も見込めません。
使用量不足は何もしないに等しく、すべてがムダ!
プッシュ半押しテクニック
塗る箇所が広い場合、勢いよくプッシュしているとすぐになくなります。(1本あたり1回30プッシュで20日分が目安)
そこでボタンを軽く半押しすると、薄くまんべんなく塗ることができます。
半押しで30プッシュすると、ちょっと多く感じますが、頭頂部全体をカバーできる量。これで約1か月持ちます。はじめは難しいですが、慣れてくると細かい調整も容易です。
チャップアップの効果的な使い方
ではそろそろ本題です。いかに効果をうまく引き出すか、同じ育毛剤を使っても使い方次第で結果も変わります。
成功につなげるための勝負どころ!
まずは塗る場所の整備から
育毛剤は、塗る場所に汗や水分、汚れがあると成分が拡散してしまいます。
チャップアップが直接浸透できる乾燥した清潔な頭皮がベスト。
湿った状態で使用する育毛剤がありますが、これには溶剤・基剤としてアルコール類が含まれています。頭皮への刺激が強く、負担を和らげるため、湿った状態でつけるとしたものです。
チャップアップには、刺激成分や添加物・香料といった頭皮に悪影響のある成分は含まれていません。シャンプー後、自然乾燥させた頭皮に塗りましょう。
塗るタイミングはいつが最適?
夜、チャップアップを使う場合、「成長ホルモンが分泌され細胞の入れ替わりが活発になる時間帯」に合わせると効果が高まります。
以前は22時から2時までがその時期だと言われていましたが、実は時刻には関係がないとのこと。
[参考サイト:http://www.j-kohyama.jp/pdf/Q&A.pdf]
成長ホルモンの分泌に時刻の依存性はなく、睡眠に入ることがスイッチになっているのが定説です。
寝付いてから最初の深い睡眠に入った1時間くらいが最大になります。
このため、深夜まで仕事をする人でも、寝る前までにチャップアップを塗っておけばホルモンの分泌開始時刻には間に合います。
要するに何時に寝ようが、寝る前に塗れば時間は関係ないということ。
ただ、ホルモンの分泌時間の幅はおよそ4時間で、この間がゴールデンタイムなのは変わりません。
睡眠時間は大切!
浸透にはマッサージが効果的
頭皮をマッサージすると血行がよくなり、頭皮の環境を改善します。
そして頭皮自体も柔らかくなり、育毛成分が浸透しやすくなるので、寝る前にしておくと睡眠中のゴールデンタイムに活発になる細胞分裂を助けます。
その結果、頭皮の状態が改善、抜け毛が抑えられ、血行促進で毛根部の働きが活発になり、毛の成長が促されます。
つまり育毛剤との相乗効果が期待されるようになるわけです!
育毛に効果的なツボに、百会(ひゃくえ)、風池(ふうち)、天柱(てんちゅう)、角孫(かくそん)などがあります。チャップアップの梱包の中にパンフレットが入っているので、ツボの位置や方法などを参考にしてください。
睡眠前の3~4分間が効果的ですが、日中もこまめにやると頭皮の状態がよくなります。
朝も塗りましょう
使用説明書には1日1回でもOKとありますが、効果を望むなら朝晩2回の使用がおすすめ。
ただし朝は成長ホルモンの影響が弱くなるので、夜と比べると効果は落ちます。
朝は前夜シャンプーしていても、起きたときにはもう皮脂が浮いています。しかしこの皮脂は日中の太陽光や温度・湿度から頭皮を守る役目があるので、すべて洗い流してはいけません。
朝シャンは禁物!
面倒ですが、精製水をコットンに取り塗布する部分の頭皮を拭きます。もしくは蒸しタオルでも大丈夫。優しく拭きましょう。
そのあとチャップアップをつけて5分置き、マッサージをすると完璧。
もし時間がなければ、最低限タオルで拭いてからチャップアップを塗りましょう。
チャップアップの効果的な使い方のまとめ
成分の多さがチャップアップの最大の売りになっています。多種多様な成分が、あらゆる角度から薄毛の改善に効果を発揮します。
しかし、それをただスプレーするだけでは、せっかくたくさん入った成分が生かされません。
頭皮に塗られた成分をいかに効率よく吸収させるか、吸収した成分はどうすれば期待した働きをしてくれるか、これは使う側の創意工夫が生きる場面です。
今回の記事はこういった観点からチャップアップの使い方を見つめてみました。
同じお金を使うなら、最大限の効果を発揮してもらいましょう!
効果的な使い方、探してみませんか?