40代、そろそろ疲れを感じ始める中年…ですね。
頭皮も、新陳代謝能力の低下とともに髪の成長度も落ちてきます。ストレスや食生活の影響も出やすく、薄毛には悪条件が重なります。
これまで薄毛対策に努めてきた人でも、何かのきっかけで薄毛が一気に進んでしまうことがあります。
ずっと同じことをやっていたのでは、薄毛の進行速度にはついて行けません。
食生活、生活習慣の見直しとともに、効果の高い育毛剤へのシフトが必要な時期。
ここで薄毛の進行を止める手立てを考えましょう。
40代男性の薄毛はAGAが急増する
男性ホルモンが影響するAGA(男性型脱毛症)は、薄毛の最大の原因とされています。
20代、30代では、まだAGAの発症で薄毛になる人は少数派でした。
ところが40代になると一気に割合が多くなります。
薄毛の原因AGA
薄毛の原因となるAGA、著書『専門医が語る毛髪科学最前線』(板見智、集英社新書)によると、「30代の人では全体の12%がAGAによる薄毛になるに対し、40代では32%に急増する」とあります。
40代の薄毛はAGAへの対策が最優先
AGAが原因の薄毛は、毛の成長を促すだけでなく、抜け毛を防ぐことが最も重要。
育毛剤の成分は、より強い働きが期待できるものが必要です。
男性ホルモンが薄毛を起こす
AGAは男性ホルモンが変化したジヒドロテストステロン(DHT)が、毛根部の細胞に作用して脱毛を起こし薄毛になります。
加齢によるホルモンバランスの変化で男性ホルモンが増え、DHTへの変換が促されるのです。
生成されたDHTは、おでこ、てっぺんに多くつくられるので、薄毛はこのあたりに起こりやすくなります。
M字ハゲとかてっぺんハゲなどと呼ばれる薄毛です…
40代男性の薄毛にはこれで対抗する
40代の薄毛対策は、頭皮環境や栄養状態の改善といった対策だけでなく、直接的にDHTの生成・作用を抑え込むことが重要。
対抗するための有効な武器には何があるでしょう?
ミノキシジル&フィナステリドが働く
40代の薄毛に必要不可欠な「脱毛の抑止」と、「髪の毛の成長を促す効果」が望める成分としては、ミノキシジルとフィナステリドが挙げられます。
この二つは2010年に日本皮膚科学会が効果が高いとして推奨している医薬品成分です。
ミノキシジルは、頭皮の血管を広げて血流量を増やし、毛母細胞を活発に働かせることで毛の成長を促進。
フィナステリドは、AGAの原因物質であるDHTの生成を抑えて脱毛を防ぎます。
ミノキシジルとフィナステリドを使った育毛剤は?
40代の薄毛に対抗するためには、この二つの成分が有力なツールとして使えます。
薄毛に効果的な育毛成分で、多くの育毛剤の主成分。
主なものとして、リアップとプロペシアがあります。
リアップはミノキシジルを主成分とする外用剤、プロペシアはフィナステリドを含む内服薬。
皮膚科学会の推奨通りミノキシジルを外用、フィナステリドを内服として使います。
この二つの成分はすでに多くの育毛剤に含まれ、その効果は実証済みです。
特にミノキシジルの育毛力は定評があり、40代からの薄毛対策として効果が望めるので、使ってみる価値は十分にあります。
有効ですがただし書きもつきます
両方とも医薬品成分、当然ながら副作用があります。
そして両方とも育毛剤として開発された医薬品ではありません。
このため、痒みや発疹、ほてりなどのスタンダード的な副作用の他に、深刻な部類の症状も見られます。
両方に共通するのが生殖機能に関するもの。
ミノキシジルでは性欲減退、勃起不全、催奇性
フィナステリドでは精力低下、不妊、女性化など
他にも多毛、うつ、肝機能障害などちょっと困ったことが起こります。
40代はまだ現役世代、こんな副作用はまずいですね…
起こる頻度は少ないようですが、副作用は警戒すべきです。それに育毛剤は長期使用するもの、可能性はより高くなるでしょう。
40代の薄毛には天然成分でフィンジアが働く
医薬品成分は副作用が避けて通れません。効果は確かでも心情的には避けたいところ。
では副作用のない薄毛対策に使える育毛成分というと、天然成分。
天然成分で、強い効果が必要な40代に使える育毛剤となると、最適なのはフィンジアです。
2015年の発売からまだ日が浅いのですが、その成分に関心が集まっています。
フィンジアは、アカツメクサ花エキス、キハダ樹皮エキスなど植物由来の天然成分から構成され、ほとんど副作用はありません。
主要な有効成分、キャピキシル、ピディオキシジル、カプサイシンについての特徴、作用をご紹介します。
成分① キャピキシル
この成分の売りは、なんといっても「ミノキシジルの3倍」。
キャピキシルのほうがミノキシジルよりも毛の成長度が3倍高かったという、海外の実験結果※が根拠になっています。
(※キャピキシルを構成するテトラペプチド-3による実験)
有名なミノキシジルの3倍の効果はすごいこと!
さらに、「DHTの生成を抑制」、「脱毛を防ぐ効果」もしっかりと備えています。キャピキシルを構成するアカツメクサ花エキス中のビオカニンAによる作用です。
ビオカニンAは頭皮内に分泌される5αリダクターゼという酵素の働きを抑制。
この作用で、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと結びついてDHTを作り出すのをブロックします。
[参考サイト:http://www.aroma-beauty.ru/upload/iblock/cc2/cc295444443f8699c30abf3f34f12c73.pdf]
キャピキシルの特長は、ミノキシジルのような育毛効果と、フィナステリドのようなDHT抑制効果を併せ持つというところ。
これが5%という高濃度で含まれ、40代の薄毛に対抗する強力なパワーとなって働きます。
成分② ピディオキシジル
この成分は、ミノキシジルと構造がよく似ており、作用も同じように血行の改善が見込まれます。
そして、ミノキシジルの副作用の「低血圧症状のもとになる降圧作用」が除かれた素晴らしい成分です。
海外のマウスを使った実験データで、ミノキシジルと同等の効果があったことが示されています。(海外ではKopyrrolと表記されます)
[参考サイト:
http://www.slideshare.net/Kumarorganicproducts/kopyrrol-pyrrolidinyl-diaminopyrimidine-oxide]
2013年にまゆ毛の美容液として発売されたスカルプDの成分として使われ、まゆ毛を長くする効果は実証済み。
ピディオキシジルの作用は、毛髪の成長サイクルの中で、休止期にあり活動していない毛母細胞を活発化させ、成長期に導きます。
このため止まっていた毛の成長が始まり、太く長い毛が増えてゆきます。
この成分は、フィンジアに2%の濃度で含まれ、育毛剤として業界トップの高濃度。
ピディオキシジルを成分に持つ育毛剤はまだ少数なので、フィンジアによってその効果を実感することができます。
成分③ カプサイシン
唐辛子の辛味成分で、頭皮の毛穴や血管を拡張させ、フィンジアの成分が毛根部まで浸透しやすくします。
このため成分がムダに表皮にとどまることなく吸収され、効果をより向上させることが期待できます。
40代の薄毛には天然成分のフィンジアが最適
40歳を超えると頭皮にもいろいろ変化が起こるものです。20代30代のような育毛を中心にした頭髪ケアでは不十分で、積極的な対応が必要です。
それに、薄毛の進行は速く、のんびりしていたら一気に薄毛が進んでしまいます。
そこで選ばれたのがフィンジアです。効果の高さは実証済み。
天然成分で、医薬品成分のような副作用もまずないという、40代にはうってつけの育毛剤です。
医薬品のミノキシジルやフィナステリドにも引けを取らない、高濃度のキャピキシル、ピディオキシジル、それにカプサイシンの主要成分。
加えて、ヒオウギエキスをはじめとする植物由来の多数の有効成分が強力にサポートします。
フィンジアを使えば、少し難しくなってきた40代の薄毛にも対抗可能。これで40代の坂道を一気に登り切れそうですね。