2015年に発売された新しい育毛剤フィンジアが、M字ハゲの改善に効果が望めるというのでかなり注目されています。
AGA(男性型脱毛症)の中でも改善が難しいといわれるM字ハゲ、
それに対するフィンジアの効果とは?
この記事の目次
フィンジアはM字の生え際に効くの?
M字ハゲを改善できると話題のフィンジア。
売り上げが伸びて品薄状態になり、公式サイトに一時期予約販売のみの対応になるとの告知が掲載されるほど。
フィンジアを販売する株式会社ユーピーエスは、M字ハゲ専用を全面に打ち出したプランテルと同じ販売会社です。そんな事情もあって、フィンジアのM字ハゲへの対応力が関心を集めています。
フィンジアの実力は、プランテルにも引けを取らないとも言われます。
その根拠となる成分や効能について、詳しく見ていきましょう。
M字ハゲに効くというフィンジアの働きは?
M字ハゲはAGAの代表的な症状。
AGAは男性の薄毛の80%を占め、フィンジアはこのAGAの改善に有効な成分と、頭皮環境、血流の改善から毛の成長を促す成分を含みます。
フィンジアは、AGA対策に特に狙いを定めた育毛剤です。つまりはM字ハゲにも有効な育毛成分を含みます。
フィンジアがM字ハゲ改善に取り組むために含む成分は、どのように働くか。
徹底的にみていきましょう!
キャピキシルがM字ハゲ改善に働く!
フィンジアはAGAの改善、ひいてはM字ハゲの改善と育毛環境の改善が同時に見込める育毛剤です。
まず、有効成分のキャピキシルは、どんな働きをするの?
働きその① 脱毛を阻止する
フィンジアの看板成分の一つ、キャピキシルはアカツメクサ花エキスと、アセチルテトラペプチド-3から構成されます。
このうちアカツメクサ花エキスは、5αリダクターゼという酵素の働きを抑えます。
エキス中のビオカニンAによる働きです。
この作用でAGAの抜け毛の原因になるジヒドロテストステロン(DHT)の生成が抑えられ、脱毛を防止する効果が望めます。
植物由来の抽出エキスが基本なので、医薬品成分であるミノキシジルのような副作用の可能性や使用する人への制約もありません。
効果はミノキシジルの3倍と、驚くような試験結果が報告されています。
働きその② 頭皮を修復する
アセチルテトラペプチド3は注目すべきもう一つの成分。
グロースファクター(成長因子)と呼ばれる細胞修復作用を持ちます。ヤケドや重度の外傷も修復させるほどの強い作用です。
炎症などで痛んだ頭皮を健全な状態に修復し、毛根をしっかり支えます。
また弱っていた毛を維持したり成長させる力を回復させ毛が抜け落ちるのを防ぎます。
働きその③ 毛母細胞を活発にする
アセチルテトラペプチド3の細胞修復作用で、毛の根元にある毛母細胞の働きを向上・活発化します。毛母細胞は毛のもとになる細胞で、細胞分裂することで毛を成長させます。
AGAの人はこの働きが弱いため、毛が十分成長せず細く短いまま抜け、薄毛になっています。
アセチルテトラペプチド3がこの毛母細胞を活発化させることで、毛の生成や成長が促進されます。
ヒオウギエキスが相乗効果で働く
ヒオウギエキスは、ヒオウギと呼ばれる植物の根から抽出されたエキスのこと。育毛剤の多くがこの成分を含みます。
AGAの原因になる抜け毛を抑える効果が期待される成分です。
フィンジアの有効成分ヒオウギエキスは、イソフラボン誘導体を高濃度で豊富に含み、頭皮の5αリダクターゼに働きかけてDHTの生成を抑えます。
キャピキシルと同じ作用で、相乗効果で脱毛を強力に防ぐ効果が期待できます。
また、このイソフラボンには女性ホルモンのような働きがあります。
ヒアルロン酸とかコラーゲンの働きを促して頭皮の状態を整え、毛母細胞が活発に働くように活性化するのを助けます。
唐辛子のカプサイシンが熱く働く
フィンジアがM字ハゲに効果的な働きをするカプサイシン。
唐辛子の辛み成分で、毛穴を開かせ、周辺の血行をよくして温める働きがあります。
カプサイシンは体全体の代謝をよくして、頭皮も含む全身の血流を改善します。肥満・高血圧改善をはじめ毛母細胞の活性化も期待できます。
ただ、外用のフィンジアではそこまでの効果は望めないので、サプリなどでの摂取がおすすめです。
働きその① 成分を毛穴の奥まで浸透させる
毛穴が開くと、皮膚表面の育毛成分が皮膚の奥にある毛根にまで届き、周囲に行き渡りやすくなります。
M字ハゲの人は年齢のせいもあり、額周辺の頭皮が硬くなっていて、成分が浸透しにくい状態です。
カプサイシンは、この硬くなった頭皮からも有効成分を浸透させる働きが期待できるので、フィンジアのM字ハゲ改善効果に大きな役割を果たしています。
働きその② 頭皮の血行をよくする
カプサイシンが頭皮の血液の流れをよくすることで、毛母細胞の活動が活発になり、毛の成長が促されます。
アセチルテトラペプチド3との相乗効果ということになり、より高く強化された育毛効果が期待できます。
こんなM字ハゲの人にはフィンジアが最適です
フィンジアがM字ハゲに効果的なことはお分かりいただけたと思います。
そのM字ハゲの中でも、どうしても
フィンジアを使っていただきたい人がいます!
例えば次のような人。
他の育毛剤がダメだった人
フィンジアは、実は育毛剤ではなく、化粧品に分類されるスカルプエッセンス。ほとんどの育毛剤は医薬部外品の分類です。
フィンジアの成分キャピキシキルとピディオキシジルは、育毛剤としては使えないのです。
この注目成分、従来の育毛剤を使っていた人は未経験のはず!
フィンジアには育毛剤成分の何倍もの効果が期待できる成分を含みます。
育毛剤で効果が見られなかったM字ハゲの人は、ぜひともフィンジアを使ってみてください。
新成分でお安く育毛効果を実感したい人
フィンジアは最も新しく発売されたスカルプエッセンスです。
類似品でボストンやDeeper3Dなどの商品があります。どちらも13,000円程度する、高値ですが愛用者はたくさんいるようです。
一方、フィンジアはひと月分9,980円。
しかも新しい成分のキャピキシルが5%、ピディオキシジルが2%という業界最高濃度になっています。
ハイスペックでコストパフォーマンスは最高レベルです。
価値が高いうえ、M字ハゲにはきっちり対応できる能力を備えたフィンジアは、育毛効果を実感したい人になら当然選ばれてしかるべきでしょう。
35歳以上の人
年齢を重ねるうち、頭皮が硬くなり育毛成分が浸透しにくくなってきます。
そんな年齢によるハードルも、フィンジアなら超えることが可能。
フィンジアは、成分を浸透させるために唐辛子に含まれるカプサイシンを使いました。毛穴を開かせることで、皮膚の奥深くまで有効成分が届けられます。
外用薬では届きにくかった毛根部まで成分の作用が及び、育毛効果が発揮できます。
こんなM字ハゲの人にはフィンジアは不向きかも
注目の成分を含むフィンジアですが、だれでもOKというわけにもいかない場合があります。
次のような人には残念ながら使いにくいかもしれません。
ハゲの範囲が広い人
フィンジアの容量は50ml。少し小ぶりに見えますが成分の濃度が高く、M字部分だけだとひと月十分使える量です。
ところがM字部分以外にも薄毛の範囲が広がっている人は、使う量が多くなりがちです。
1回あたり8~10プッシュが標準ですが、これ以上使うとひと月は難しく、コストパフォーマンスが悪くなります。
フィンジアは長期に渡り使用するので、コストが上がると続けられなくなる可能性もあります。
金銭的な問題がある人
フィンジアは1本の価格が9,980円、育毛剤としてはリーズナブル。
これで約1か月分というのが目安ですが、毎月の出費としては決して少ない金額ではありません。
フィンジアに即効性はないですが、そもそもM字ハゲは1,2本使って完治するものでもありません。長期的に使うことが効果を実感できるための前提条件と言えます。
これが不安であれば、フィンジアは不向きと言わざるをえません。
M字ハゲ改善にはフィンジアを使おう!
フィンジアの成分には主要有効成分のキャピキシルをはじめ、副作用の可能性がほとんどありません。
ミノキシジルやフィナステリドなどに見られる副作用が気になって、育毛剤に手を出しそびれていた人には最適の製品です。
また、成分のカプサイシンは浸透をよくするので、すべての成分の効果を高めるたいへん有用な物質です。スカルプエッセンスとしてはカプサイシンを成分として含むものはフィンジアだけです。
M字ハゲは後退速度が速く、早めの対処が肝要です。
M字に効果的なフィンジアを使って、その働きを十分感じ取ってください。